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金稼ぎ
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こっちも親指で首をきるように動かす。

 それを合図と受け取ったのかガンマンは自分に向けて銃を構えた。それと同時に自分も前に歩き出す。見るのは相手の目。どの世界でも狙いをつけるのは目であって目の動きを見ておけばあらかた攻撃の予測は出来る。

 ガンマンの目から視線を外さずに走り始める。ガンマンはすぐに迎撃するために弾丸を放つ。しかしそこには自分の体はもう無く、前へ突き進んでいく。

 そして八メートルラインを越すとガンマンのリロード速度が早くなりすぐに弾丸を放ってくる。だがガンマンの目を離さずに見ておけばある程度は避けられる。

 さらに二メートル前進して十メートルラインを超えると完全にリボルバーでの速射できるかわからないぐらいの速さで三発もの弾丸を一気に撃ちだしてくる。

 体を左右に揺らして避けて更に前進していく。そして残り五メートルもの距離まで詰めると急にガンマンの口元が歪んだような気がした。そしてテンガロハットの下で目が自分の頭、肩、腹、太ももを順に見たような感じがした。

 そこに撃ってくるだろうと予測した時には体勢を低くしてスライディングをする。すぐ後に先ほどまで、自分の頭の数センチ上辺りの場所に弾丸が通り過ぎた。予想が当たり、攻撃を避けることに成功した。

 立ち上がってガンマンをタッチして終わりだな、そう思ったときにガンマンの表情がにやりと笑っているような気がする。すぐさまその場から離れるために前方にジャンプした。

 瞬間、先ほどと同じように自分のいた場所は撃ち抜かれていた。しかもノーリロードからのレザーを六連発。

「どんだけおかしな速度してるんだよ、おい……」

 避けてる自分が言うのもなんだが、これはさすがにプレイヤーがクリアするのは無理歌も知れないレベルだろう。そして地面に足を付けるのと同時に胸の部分に拳を当てた。

「オーマイ、ガーッ!!」

 ガンマンは頭を両手で抱え悔しそうに地面に膝を付いた。それと同時にガンマンの後ろにあったレンガの壁が爆発したように吹き飛んでその中から大量のコインが自分の足元までなだれ込んでくる。

 ネオンの看板に映っているキャリーオーバーの金額がゼロになると同時に先ほどまで悔しそうにしていたガンマンが銃を得意げに回して腰のホルスターに戻すと再び挑発的な言葉を発するが、今となってはただの負け惜しみのようにしか聞こえない。

 クレジットが自分のウィンドウに収納されるのを確認すると柵から出た。その時にいろいろと周りがざわついていたがどうせそこまで大きな騒ぎになることはないだろうと思い武器を選びに再びショーウィンドウとにらめっこすることになった。


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