第6章 無限時計編
それぞれの旅
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「あ・・・。」
「どうした?」
「また分身が消えたの〜?」
「ああ、グレイさんの所だ。遺跡を見つけて、門番と相手して・・・消えちまった。」
「グレイさん達の方はどうなったの?」
「さぁ・・・先に闇分身が消えてしまいまして・・・多分何とかなったっと思う・・・。」
ウェンディの言葉に、俺はそういう説明しか言えなかった。
「そうかい。」
「我々も目的地の遺跡へ行くぞ。」
エルザさんの言葉に、俺達は頷く。
数分後、
ちなみに、門番はジュビアが倒し、遺跡の中でグレイ達がシュガーボーイと戦い勝利し、
時計の部品を手に入れた事はまだコージ達は知らない。
「完全に道に迷ったな・・・。」
数分後、道に迷いました。
「さっきから、同じ所をぐるぐると回っているみたいだね。」
地べたに座っているカナさんがそう言う。
「地図は、どうなっているんですか?」
同じく地べたに座っているウェンディがエルザさんに訪ねる。
「細かい道順までは書かれていない。
標識を頼りにするようにと、指示はされているんだが・・・」
「・・・ん?」
俺は標識を見た。俺は闇分身との連絡などで標識を見ていなかった。
「これ・・・逆さまになっていませんか?」
俺はそう言う。標識は本と矢印だけだが、よく見ると、逆さまになっていた。
「本当だぁ〜!」
「誰かが悪戯で、標識の向きを変えたのかしら・・・?」
ミントとシャルルがそう言う。
「たちの悪い悪戯だねえ。標識の向きを変えるなんて、犯罪だよ。」
「まったくです。」
カナさんの言葉に俺は頷いて言う。
「1つ間違えれば、大事故になりうるんだから。」
「近くまで来ている筈だ。地図を見ながら、慎重に進んでみよう。」
エルザさんがそう言い、俺は標識を直し、その尚した方の絵を見て、矢印の方へ行った。
「ただの悪戯なのかしら・・・?
それとも、誰かが私達の邪魔をしようと・・・・・・?」
シャルルがそう言う。
ガサガサ・・・
「ん?」
何か音がしたな・・・?
「どうしたの、お兄ちゃん?」
「・・・・・・・・・・・・いや、何でもない・・・。」
気のせいだったかもな・・・。
がさがさ・・
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