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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
感動の再会、戦闘は継続中
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俺は『願いを叶える者』だな…俺にできる範囲内でなら相手の願いを叶える」
忍「願いを………叶える」
ユウジ「そう、そして君には何か願いが有るんじゃないか?」
すずか「!?な、なんで……」
ユウジ「とある犬のお父さんは言いました……『眼を見ればわかる』…と」
蒼也(確かに言ってたな……懐かし…)
すずか「ホントに…叶えてくれるの?」
ユウジ「俺のできる範囲でな…」
すずか「例えば……例えば!化け物を人間に変えることも?!」
ユウジ「ふむ、簡単だな…その気になれば死者を蘇らせる事だって出来るぞ?」
蒼也「嘘ぉ!?マジっすか!?」
ユウジ「なんでお前が反応するんだ?」
蒼也「あーいや、何となく?」
ユウジ「それで?願はあるか?」
忍「ちょっと待って、アナタはどうして吸血鬼に執着してるの?」
ユウジ「ん?別に執着してるわけじゃないさ…ただちょっと前に(旅の途中で)
吸血鬼に襲われてね、また襲われるのなら早めな対応を取りたかっただけだ。
だが、この世界の吸血鬼は俺の知っている概念と違っている
まぁ、人を襲わないのであればソレで良いさ」
すずか「ご……ごめんなさい」
ユウジ「いや、君が謝る事じゃないさ。ソレよりも願いはあるかな?」
忍「ねぇ、私も良いかしら?多分すずかと同じだと思うのだけど」
ユウジ「言ってみると良い」
忍?す「私達を人間にして(頂戴)ください!」
二人の、眼には希望の光が
お父さん(笑)も良いこと言うじゃないか
ユウジ「承った!では始めよう!そこに二人立ってくれる?」
二人を立たせた場所を魔法陣を展開して囲う
忍?す「!?これ!」
ユウジ「儀式が終わるまでは絶対にその円がら出ないように」
そして………儀式を開始する
ユウジ「アマ?スタル?レメスタ?アモリスタ………
聖なる意志にしたがいし血族の者よ
今、ここへ……神たる者の光輝と共に
汝等が望みを叶えん
時を得て、意志の虚構を成し遂げよ!
『具現化する願掛け!』」
辺り一面にまばゆい光が降り注ぐ
二人は目をつむり、何かに耐えている
光は収まり、目を開ける
二人は分かる、自分が人間になっていることを
そして…叶えてくれたユウジともう一人いた蒼也が居ないことに気づく
二人がいた場所には、紙が落ちていてソレを拾って読み上げる
この時二人は喜びと言う感情と共に…………人間になった
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