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ゲルググSEED DESTINY
第十二話 かつての日常
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ルが数以外で俺達コーディネーターに敵うわけない」

「盗むのがコーディネーターの可能性だってあるだろ。ジャンク屋や信念の違うザフト残党もそれこそテロリストだっている。連合だけじゃないんだよ。心配すべきなのは―――」

クライン派も、サハク家も、一族も、マーシャンも―――不確定要素はいくらでもある。それらを避けるか潰すかは状況次第だが、余計なリスクは背負いたくないものだ。

「全く、先が思いやられるな……」

マーレもクラウも共に溜息をつきながら空の星を仰いでいた。

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