第三十六話 少年期R
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うか。これは、俺なりの精一杯の感謝の気持ちを込めた盛大なるプレゼントだった。
「えーと、ゲ・イ・ズ・た・ん・じ・ょ・う・び・お・め……なるほど誕生日花火ってことか」
「わぁ、派手だな。そのゲイズさんって人、すごくお祝いされているんだね」
「俺たちも『おめでとう』って空に向かって叫んでみる?」
「面白そう。おめでとー、ゲイズさん!」
「おめでとー!」
その夜、クラナガンの街に『誕生日おめでとう』というコールが数分間響き渡ったという。
「……おい、さっきからお前の端末が引っ切り無しに鳴っているんだが」
「心配しなくて大丈夫だよ、エイカ。相手わかっているし、盛大なるお祝いが終わったら出るさ」
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