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ポケットモンスター 〜名と過去を隠した元チャンピオンのシンオウ冒険記〜
第5話
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〜〜〜現在位置204番道路〜〜〜

「さてヒカリ」
「はい、なんでしょうか?」
「お前・・・そろそろ他の手持ち揃えなくていいのか?」
「へ?」
「おい・・・」
「だって、ポッチャマはこんなに頼りになるじゃないですか」
「ポッチャ〜!」
「・・・今回はジュンのナエトルのレベルが足りなかったから互角に戦えたが、次戦うときにはあいつも何体かポケモンは連れてるだろうし、そもそもナエトルが草タイプの技覚えてたらポッチャマだけで戦うのは相当しんどいぞ」
「あ・・・そっか」
「少なくとも、現状ではナエトルとかの草に対抗できるやつが1体ほしいところだな・・・ん?」
「ボミ〜」
「お、スボミーか いいところに出てきたな」
「あれがスボミーですか・・・なんかかわいいかも」
「あいつは草と毒の混合タイプだから、ナエトルのタイプ相性の関係で有利だな」
「わかりました! わたし、この子をゲットします!」

「いくよ、ポッチャマ!」
「ポチャチャ〜!」
「ボミ〜ボミッ!? ・・・ボミー!」
「ポッチャマ、まずは体当たりで様子見よ!」
「ポッチャァ!」
「ボミッ!」
(・・・まずいな、もしあのスボミーの特性がどくのとげだとしたら・・・)
「ポチャッ!?」
「え?どうしたのポッチャマ?」
「・・・そいつの特性はどくのとげ、直接攻撃をしてきた相手を毒状態にすることのある特性だ」
「そ、そんな・・・」
「ボミミー!」
「ポ・・・ポッチャーッ」
「あれは・・・吸い取るか! まずいぞヒカリ、このままだと弱点である草タイプの攻撃のダメージと毒のダメージで倒れちまう!」
「そ、そんな!」
「いちかばちかでボールを投げるんだ!」
「は、はい! お願い!モンスターボール!」

ヒュッ・・・ポーン ポーン ポーン カチッ

「や・・・やったぁ!」
「おめでとう、だがまずは先にポケモンセンターで回復しないとな」
「あ!そうだポッチャマ、ボールに戻って!」
「ポチャ〜」
「ウィン、出番だ!」
「ウォン!」
「俺とヒカリを乗せてコトブキポケモンセンターへ!」
「ウォン!」

〜〜〜コトブキシティ ポケモンセンター〜〜〜
「はい、あなたのポケモンはみんな元気になりましたよ」
「ありがとうございます!」
「ウィン、ありがとうな。助かったよ」シュッ シュッ(グルーミング)
「クゥ〜ン」
「ヒカリ、今日はもう遅いから明日の朝にコトブキを出てクロガネへ向かうぞ」
「はい!」







おまけ
「クッ!クチィ〜!」
ジャッ ジャッ
「す、すげぇ!」
「クチートが中華鍋を振るって炒飯作ってる・・・」
「しかもあれは相当の熟練の腕だぞ・・・」
ウィンがグルーミングしてもらっているのに嫉妬したク
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