暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
武装無能力者集団
Trick27_スキルアウトの『ビックスパイダー』
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先輩?」」

「・・・久しぶりだな、美偉(みい)

「「へ? ・・・・へええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!??」」

白井と御坂の叫び声が夕暮れの空に響いた。




「やっぱり、2人は知り合いでしたか」

ビックスパイダーのアジトの建物の陰。
信乃はそこで3人、今加わった固法を含めて4人の見ていた。

信乃は御坂達に逃げられた後、すぐにスキルアウトを倒して通報。
そして魂の感知能力ですぐに2人に追いついていた。
追いつくまでに10分もかからなかった。

ただ信乃を見返すとの会話を聞いたのでまずは放っておこうと考えて
気付かれないように追跡をしていた。

黒妻(仮)に殴られたときも助けられる距離にいたが、本当に危なくなるまで
助けないつもりでいた。

そこで黒妻(真)が登場、そして黒妻(仮)の退場。
信乃が助けにでる必要がなかったので今も隠れている。

信乃が蛇谷を追わずに、ここにいる理由は簡単。御坂達を守るためだ。
信乃が離れている間に“奴”が襲ってきたら助からないだろう。
あのプロのプレーヤーがいたら"超能力者"(レベル5)だろうと関係ない。

「あのとき助けた黒妻さん、黒妻さんのチーム、
 そして黒妻の話していた“みい”が固法先輩。いやはや、運命は面白いね。

 それにしても能力を無効化させるなんて、能力を作る学園都市の発想じゃない。
 ・・・これは間違いなく“呪い名”(まじないな)が関わっている。
 武器職人が入っているって言ったのも冗談じゃなくなってきたな。
 笑えねぇ傑作だよ、まったく」



つづく

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