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問題児たちが異世界から来るそうですよ?  〜無形物を統べるもの〜
The PIED PIPER of HAMERUN B
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えぎって、一方的に言いたい事を言うと勝手に電話を切った。

そのあいだにも、シュトロムは増え続けている。

一輝は、そいつらの方を向き、深呼吸をすると、

「重力操作!」

自らのギフトを一気に使い、シュトロムを縛る。

「ぐ・・・が・・・・」

一輝は頭痛による苦痛を顔に出す。

「ほら。限界は近いように見えるけど?」
「そっちも、さっきからしゃべり方が微妙に毎回違うぞ?限界が近いのか?」
「私はこのしゃべり方が、統一感がないのが素なの。」

そんな会話をしているうちにも、シュトロムは増え続ける。
一輝は、時折数体を燃やしつくし、数でつぶされないようにする。

「へえ?燃やすんだ。」
「邪魔だからな。」
「でも、このペースだと? 」

さらに、召喚の速度が上がる。

「この・・・」

燃やせるだけの余裕もなくなり、ただ重力で縛り続ける。
そして、頭痛がひどくなっていき、一瞬何も感じないと思ったら・・・・・・・





全てのコントロールを失った。

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