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ポケットモンスター 〜名と過去を隠した元チャンピオンのシンオウ冒険記〜
第1話

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どうも、ケイジだ。
今俺はシンオウリーグを目指すことに決めた後、そのためにシンオウ行きの荷物の準備をしている。
「えーっと・・・簡易テントに自転車に非常食、傷薬系統と・・・あれ、なんでもなおしどこやったっけ・・・」
「・・・クゥ〜(溜め息)」
「ちょ、呆れないでよ。」
こんな調子でさっきからぐだぐだとしながら荷物の準備をしている。

〜数時間後〜

「やっと終わったぁ〜!」
「クゥ、クチ」
「あ、そうだな。」
そして、ようやく出発の準備が整った。
明日はシンオウ行きの飛行機でコトブキシティに昼ごろに到着する予定だ。
「今日は・・・もう寝るか。」
「クチィ〜!」
「え? ・・・あ、大事なこと忘れてた。手持ちの準備終わってないじゃん。」
そう、よりによってこれから共に旅をする仲間をボックスに預けっぱなしのままにしていた。
クゥが言わなかったら明日あわててたな。
「んじゃ、早速・・・っと」
これで呼び出したのは、ライチュウの「ライ」とウィンディの「ウィン」、それにアブソルの「レヴィア」の3体とポケモンのタマゴ1個だ。
タマゴは、ポケモンボックスの第一人者のマサキに「これ持ってき!」と押し付けられたものだ。
まあ、ポケモンのタマゴから生まれる瞬間は嫌いではないし、大事にするが・・・
「また・・・みんな頼むな。」

こうして準備が整った俺は、そのままベッドで寝ることにした。
おやすみ・・・
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