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ソードアート・オンライン〜黒の妖精〜
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剣のみだ。

「ゴメン、今すぐ決めるー」

私は言ってから、ぐるりと見渡して、再びSAO時代に近い装備を選ぶ。
装備を揃え、買い、ウィンドウに放り込み、クリックして装備。
よし、これで私もあとは、剣だけ。

「スグ・・・じゃない、リーファ、お兄ちゃん、お待たせー!」
「いいのは見つかったのか?」
「お姉ちゃん、今スグって言おうとしたでしょ。」
「装備、見つかったよ!・・・え?スグなんていった?」

私たちは言い合いながら、昨日私と兄が激突した塔へ上る。
エレベーター的なものに乗ろうとしたとき、後ろから

「リーファ!」

誰だか知らんおっさ・・・ゲフン、お兄さんの声が聞こえた。

「こんにちは、シグルド。」
「お前、パーティーを抜けるきか!?」
「・・・パーティーに参加するのは都合が合うときだけで良いって言ったじゃない」

リーファの意見が正しい。
360度何処から見たってリーファが正しい。うん。
で、黙って聞いてりゃ顔にドロを塗るの何だのって。
オイ・・・・

「黙れよクソジジィ」

私の口から、こんな言葉が飛び出てしまった。






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