二十三章
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くと、影の中に潜り
サソリ達のもとへ戻った
「お前はいつも遅い・・・殺しに情は無用だ」
「これは殺しじゃない筈だ
それに・・・・これでもまだ、人としての情を捨てたつもりはない」
「クッ・・・甘いことを」
「・・・あと2年くらいは、甘いままで居たいんでな」
俺は静かに目を伏せた
2年後・・・もしくは3年後
暁は始動する
サソリやイタチは居ないが、
飛段や小南が居る
それを倒さないいけないというのは少し心苦しいのである
暫くそうして下を向いていたら
次の試合が表示された
≪サソリ対カンクロウ≫
まさかの傀儡師同士の戦いですか
あっこりゃカンちゃん分が悪いね
ご愁傷様です
俺は切実にそう思うのであった
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