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IS 〜インフィニット・ストラトス〜 日常を奪い去られた少年
第01話
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かり。しかも、システムチェックが主となっている。

「いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや!それは無いだろう!!!だって、何でISが反応したって分かる!?一回も操縦したことないし、しかも男だから反応する事ないし…………って、あれ、もしかすると俺って……女だったりするの?いやでも、俺ちゃんと付いてるし……みんなからも男だって認識されてるし、そもそもこんなことはおかs(省略)」

何て、現実逃避をしていると騒ぎを聞きつけスタッフが駆けつけてきた。

「はいはい、道開けて〜」

そう言って、俊吾の近くまで来た。

「君、ISから離れようね。そして、ちょっとこっち来てね」

俊吾の手を取りながらそう言うと、スタッフは驚いたようだった。

「あれ…………君、男?」

「いやまぁ………………はい」

一時間後、政府に身柄を拘束され、一週間は自由が無かったです。

                        4月20日土曜日 高宮高等学校1年5組 大海 俊吾
以上、回想終わり。

◇   ◆   ◇   ◆

というか、何だこの小学生並みの作文の終わりみたいなの……。

「それでは、大海君。空いている席に座ってください」

そう言われ、空いている席を探すと、最前列の中心の隣。ちなみに、最前列の中心には別な男子生徒が座っている。

「それでは、朝のSHRを終わります。皆さん、一時間目の準備をしてくださいね」

そう言って、先生は出ていった。つか、あの先生、名前何ていうんだろう?聞きそびれたな……。

「俺、織斑一夏。よろしくな」

突然、隣の男子から声をかけられた。声のした方向を向くと、顔立ちの整った顔をした男子、織斑一夏がいた。

「あ、ああ、よろしく。俺、大海 俊吾……って、さっき名前言ったか。なぁ、織斑……」

「ああ、俺の事は一夏でいいぞ」

「あ、そう?だったら、俺も俊吾でいいよ」

「わかった。それで、どうした俊吾?」

「あ、そうだ。あの、前にいた先生の名前って何て言うんだ?聞きそびれちゃってさ」

「ああ、あの先生は山田麻耶って言うんだ。ちなみに、もう一人のスーツ着てるのが……」

「織斑千冬、だろ?」

「ああ、知ってたか」

「まぁ、有名人だしな。一夏の姉になるのか、あの人?」

一夏は一瞬、考えるような仕草をしたが言葉を繋いだ。

「まあ、そうだな。自慢の姉だよ」

「確かに、そうだな」

そう言いながら、笑っていると周りに女子2人が集まっていた。え、何で集まってんの?俺、これからカツアゲされるの?

「大海さん、ですわね?私はセシリア・オルコット。イギリスの代表候補生です。よろしくお願いたします」

と言ってき
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