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ソードアート・オンライン〜黒の妖精〜
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た。
スグは「あたしだってゲームくらいするよ〜」といいながら、話を続ける。

「えーっとね、ALO・・・アルヴヘイム・オンラインっていう、VRMMOなんだけど・・・・」

ちょっ・・・
ちょ・・・・ストップ!!!!!
ストップ!?

「今、スグ、なんつった?」
「VRMMO?」
「の、前だ前!」
「・・・アルヴヘイム・オンライン?」

決定。
これどんな偶然?
まさかスグが・・・ALOやってるなんて・・・

「あのな、スグ。実は俺たちもやってるんだ、今、そのゲーム」
「え・・・ALOを?」
「うん。ちょっと訳アリで」

スグがポカンとした顔をしている。
ゲームをやっていることは知っていたかも知れないが、まさかまさか、自分と同じゲームだとは思いもしなかっただろう。

「ええっ!ウソ!じゃあ、中で会おうよ!」
「勿論・・・と言いたいんだけど」

兄の言葉に、スグがえ?となる。

「私たち、今すぐ、世界樹を攻略したいんだ」
「世界・・・樹・・・・?」

スグの表情が変わる。
何かおかしいことを言っただろうか?

「ねぇ・・・二人共、ちょっと、聞きたいんだけど・・・ね?」

スグが恐る恐る、といった感じで私たちに聞いてくる。

「二人のキャラネームって・・・、まさか、キリトとキリア・・・なんていわないよね?」
「「なんで知ってるの?」」





沈黙がリビングを飲み込む。
え、なんで知ってるの?
まだ私たち、レコンとリーファにしか会って・・・・・・・・・・。






「「リーファ?」」








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