暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic18悲劇の幕引き、未来への幕開け〜JudgemenT〜
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に着弾。シャルちゃんは「連続ロード!」って叫んで、“キルシュブリューテ”のカートリッジを連続でロード。
「これで少しは保つでしょ!」
少しずつ集束砲の威力が減衰していくのがなんとなく判る。けど、抑え込みきる前にシャルちゃんのシールドが粉砕。最後にアルフさんのバリアに着弾。ここでようやくチャージが完了した。
「ディバィィン・・・!」
「サンダー・・・!」
「「「「「いっっっけぇぇぇぇぇぇーーーーーッッ!!」」」」」
みんなの期待に応えるための砲撃を・・・
「バスタァァァーーーーッッ!!」「スマッシャァァァーーーーッッ!!」
発射した。アルフさんのバリアを挟んで衝突する私とフェイトちゃん、そしてテスタメントちゃんの砲撃。一瞬にしてバリアを粉砕、直接衝突する。集束砲はそんなに集束率もチャージ時間も無く、みんなの防御魔法で威力を減衰されていたのに、それでも私たちのチャージした2本の砲撃と拮抗してる。残り少ない魔力を限界まで絞り出して、砲撃に加える。すると少しずつ押して行っているのが見て取れた。
「「届けぇぇぇぇーーーーーーッッ!!」」
「こんのぉぉぉーーーーーッッ!!」
そしてついに私たちの砲撃はテスタメントちゃんの集束砲をハッキリと押し返し始めて・・・テスタメントちゃんに着弾、大爆発を起こした。その衝撃に、私たちはその場に屈んで耐える。衝撃が過ぎ去って、ゆっくりと立ち上った。みんなと一度顔を合わせてから、濛々と上る煙幕を見る。
コツコツと足音が聞こえてきて、煙幕の中からテスタメントちゃんが出て来た。もう戦えるだけの魔力・体力が無いけど、私たちは身構えた・・そんな時、すごい揺れが私たちを襲った。悲鳴を上げながらその場に座り込む。クロノ君が「アースラ! 何が起きてる!?」って叫んだ。
『こちらエイミィ! 駆動炉が停止したことで時の庭園が墜落し始めていってる! このままじゃ虚数空間に呑み込まれちゃう! 急いで脱出を!』
エイミィさんから切羽詰まった通信が私たちに届いて、それを証明するように時の庭園が大きく傾き始めた。それに、地響きの所為でここ最下層の至る所に張り巡らされてる樹の根っこ状の岩が崩落し始めた。
「まずい! テスタメント! プレシア・テスタロッサを捕えている結界を解け!」
テスタメントちゃんが頷いて、結界を解除。フェイトちゃんが「母さん!」って駆け寄ってく。シャルちゃんはテスタメントちゃんの身柄を確保するために歩き出し、クロノ君はフェイトちゃんに続いてプレシアさんの元へ行こうとした。
――サンダーレイジ――
そんな中、最下層に降り注ぐ紫色の雷撃。ハッとプレシアさんの方を見る。プレシアさんは杖を支えに立ち上っていて、足元に魔法陣を展開していた。そして駆け寄ろう
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