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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic18悲劇の幕引き、未来への幕開け〜JudgemenT〜
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り・・良い相棒じゃない・・・あなたの事・・・護りたいんだ、よ・・」

テスタメントちゃんがジュエルシードに手を伸ばすのが見える。ダメ。掠れる声で言う。でも手は止まることなく・・・あと少しで。というところで、「渡さないって言ってるでしょ!」シャルちゃんの声が届いた。続けて何かが飛んで来て、第四聖典を大きく弾き飛ばした。その何かが目の前に落ちて、ソレがなんなのかが判った。

「鞘・・・!」

シャルちゃんの鞘だった。それだけじゃない。「ブレイズキャノン!」クロノ君の砲撃がテスタメントちゃんを襲撃、「うわぁぁぁぁ!」そして着弾。大きく弾き飛ばされたテスタメントちゃんが見えた。

「なのは!」「なのはちゃん!」

私を抱き起してくれたのは「アリサちゃん、すずかちゃん・・・!」だった。2人もボロボロだけど、瞳にはまだやれるって言う、強い思いが見て取れる。側にはフェイトちゃんとアルフさんも居て、私を心配げに見てくれていた。私も負けてなんかいられない。自力で立ちって、“レイジングハート”を握り直す。

「レイジングハート。あとでお説教だからね」

≪申し訳ありません。私は自身とあなたを信じきることが出来ませんでした≫

「ん。今度こそは、最後まで一緒に足掻こうね。見っともなくても」

≪はい!≫

「形勢逆転だテスタメント! 大人しく武装を解除し、投降しろ!」

クロノ君が倒れ伏してるテスタメントちゃんに告げる。

「形勢逆転んん? そんなボロボロのクセして・・・あなた達はぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!」

テスタメントちゃんはフラ付きながらも立ち上って、前方に魔法陣を展開。火炎を発生させる。少しだけど、周囲の魔力素を集束させてるのが判る。集束砲だ。私たちが行動に移る前に、

――サンライズブレイカー――

火炎を纏う集束砲が放たれた。

――ラウンドシールド――

――パンツァーシルト――

――ホイールプロテクション――

私たちの前方に展開される、アリサちゃん、すずかちゃん、クロノ君の3枚のシールド、シャルちゃんのベルカ式のシールド、アルフさんの渦を巻くバリア。

「なのは!」

「なのはちゃん!」

「なのは!」

「フェイト!」

「フェイト・テスタロッサ!」

みんなの視線が訴えかけてくる。私とフェイトちゃんで押し返せって。フェイトちゃんと頷き合う。私は“レイジングハート”を、フェイトちゃんは“バルディッシュ”を多重障壁に向けて、魔力のチャージを開始。テスタメントちゃんの集束砲がまずアリサちゃんのシールドに着弾、一瞬にしてヒビを入れて、粉砕。
続いてすずかちゃんのシールドに着弾、またすぐにヒビを入れる。けど、少し押し留める。そして粉砕続けてシャルちゃんのシールド
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