暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic18悲劇の幕引き、未来への幕開け〜JudgemenT〜
[14/21]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ゃんを押さえることが出来る。

≪Flash Move≫

「せぇぇぇーーーーいッ!」

高速移動魔法のフラッシュムーブからの連携技、「フラッシュ・・・インパクトッ!」をテスタメントちゃんへ“レイジングハート”を振り下ろす。ギリギリで第四聖典を水平に構えたことで受け止めたテスタメントちゃん。

≪Divine Shooter≫

――煉弾――

私たちの周囲に計10基のスフィアが発生。お互いに距離を取ったと同時、

「シュート!」「ブレイク!」

発射する。テスタメントちゃんの火炎弾は直射型のようで、私の操作するシューターを迎撃できずに真っ直ぐ私を通り過ぎて行った。そしてシューターは螺旋を描きつつテスタメントちゃんに次々と着弾。と、「きゃぁぁぁぁ!」背後から悲鳴が聞こえた。慌てて振り返ってみれば、アリサちゃんとフェイトちゃんが倒れていた。どうして?と思う前にハッとした。

「まさか・・・今の火炎弾・・・」

「正解だよ、高町なのは」

耳元で囁かれたように感じるほど響いてきた声。バッと振り返ったら、すぐそこにテスタメントちゃんが居て、第四聖典の先端を私に向けてた。

≪Round Shield≫

――轟火之砲光――

シールドが張られると同時、放たれる火炎砲撃。

「ぅ、ぐぅぅ・・・うぁぁぁ・・あああああああ!」

今まで受けてきた魔法の中で一番の攻撃力だ。シールド越しでもその熱量と衝撃のすごさが伝わる。少しずつバリアジャケットが焼け破けていく。特に両袖が激しい。半袖になるまで続けられた放射がやっと止まった。遅れてシールドがもう限界って言うように霧散。

「はぁはぁはぁはぁ・・・!」

――煉弾――

「あぐっ・・!?」

背中に連続して伝わる衝撃。魔力弾――ううん、熱量を持ってるからアノ火炎弾で撃たれたんだって、揺らぐ視界、そして意識の中、判った。私は宙に留まることが出来なくて、そのまま床に墜落。「ぅく・・!」高度が低かったのが幸い。叩き付けられた時の衝撃はそんなに強くなかった。

「さすがに・・はぁはぁはぁ・・キツイ・・な・・・はぁはぁ・・・」

テスタメントちゃんのブーツが目の間で止まる。体が重くて起こせないから、目だけを動かして見る。テスタメントちゃんの顔色は悪く、息遣いもすごく荒い。それでも「ジュエルシード・・ちょうだい」って告げる。私は最後まで抵抗しようと思って、“レイジングハート”を握る左手に力を込めた。けど、ガキィン!と柄に振り降ろされた第四聖典の所為で、持ち上げることが出来なかった。

≪Put Out≫

「レイ・・ジング・・・ハート・・・!?」

何を思ったのか“レイジングハート”が最後のジュエルシード7つを取り出した。

「やっぱ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ