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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
失敗
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おずと言うと、三人もぎこちなく頷き会場に向かい歩き出した。



 会場に着くと聖たちは三方に別れた。分け方ははやてとフェイトが1人で行動。なのはと聖が2人での行動となった。そのときフェイトが若干さびしそうな顔をしたが聖はそれに気付かなかった。

 なのはと共に会場の中を歩いている聖は先を進むなのはに声をかける。

「最近大丈夫かなのは?」

「え?」

 聖の問いになのははおもわず立ち止まってしまった。

「いや最近のお前見てると結構無理してる感じがするなーって思っただけでさ。……まぁ勘違いかもしれねーけどさ」

「……大丈夫だよ聖君。ホラ!私体丈夫だし!!」

「ならいいけどさ。辛くなったら俺じゃなくても他のやつに相談するなりしろよ?」

 それを聞いたなのははうん、とだけ頷くと今度は逆に聖に聞いた。

「ねぇ聖君?さっき私達の事綺麗だって言ったけど本当に?」

「いきなりなんだよ」

「いーから答えてー」

 若干すね気味の声を出すなのはに聖は溜息をつく。

「本当だよ。つーか嘘言ってどうすんだよ」

「そ、そうだよね。ごめんなに言ってるんだろ私……」

「やっぱり少し疲れてんじゃねーの?どれ……」

 聖は言うとなのはのおでこに右の手のひらを添える。

「ひゃうっ!?」

 それに驚いたなのはも素っ頓狂な声を上げるが聖はそれを気にした風もなく、なのはのおでこを触り熱を測る。

「んーまぁ少し熱いけど熱はなさそうだな……どした?」

「な、なんでもないよ……ちょっとお手洗いに行って来るから待ってて」

 そうつげるとなのは少し足早に会場から出て行った。後姿を見送る聖に安綱が聞こえるか否かの声でつぶやいた。

〈まったく……。女性に対してあんなことをするなんて聖様も鈍感ですねー……〉

「ん?なんか言ったか安綱?」

〈いいえ何も〉

 安綱がそういうと聖も何事もなかったかのように壁に背中を預けるがその瞬間言い知れぬ悪寒を感じた。

 その悪寒はなのはが戻ってくるまで続いたが結局なんなのかはわからずじまいだった。



 聖たちがホテル内でそんなことをしている最中ティアナは1人考え込んでいた。内容はもちろん六課のメンバー編成についてだ。 

 ……六課の編成は明らかに異常だ。隊長格はみんなオーバーSランクでしかも副隊長じゃないシャマル先生たちもニアSランク。それにロングアーチスタッフもルーキー揃い。

 先ほどまでスバルと念話で話をして気にしてはいない素振りをしていたもののやはり気になっているらしい。

 ……エリオやキャロだってあの歳でBランクを取得してるし、しかもキャロは竜召喚というレアスキルもある。エリオだってフェイト
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