暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX−音速の機械戦士−
−制裁タッグデュエル−
[1/4]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
side遊矢

−制裁タッグデュエル。
クロノス教諭が十代と翔を退学させるために仕組んだ作戦で、十代と翔はタッグデュエルで勝たなければ退学になってしまう…が。
亮と十代がデュエルし、そのデュエルから翔はなにかが吹っ切れたようでいつもより強気になっていた。
息があったコンビネーションで、十代と翔はクロノス教諭の刺客である伝説のデュエリスト、迷宮兄弟を打ち破り、無事にこの学園に残れるようになった…
…らしい。
そう。『らしい』なのだ。
俺こと黒崎遊矢は、とある事情により闇のゲームをすることとなり、その時に負った傷(表向きには、ナイフを持った不審者を相手に明日香を庇って負傷、力を振り絞って撃退した。という事になっている。)が原因で保健室に入院。
そのせいで、俺は制裁タッグデュエルを見ていないィィィィ!!
一応、入院中は三沢や明日香、十代、翔、隼人、亮、ラー・イエローの友人たちが見舞いにきてくれて嬉しかったし、授業等もノートを写してもらっていたから問題ない。
だ・が!!
伝説のデュエリストのデュエルを見れなかったのは、とても残念である。

そんな感じで、制裁タッグデュエルは終了しました。
俺はすっかり蚊帳の外だったけどな!!

そんな感じにこの世の不条理について考えながら学園内を歩いていた。
今日は日曜日。
学園内でも定休日だ。
「相変わらず遠いな、ここは…。」
朝から、十代たちに
「一緒に宿題をやろう」
と誘われたのだ。
三沢も誘ったのだが、今日は用事がある。とのことだった。
「十代、いるか?俺だ。」
「おお!遊矢、来たかぁ!入ってくれ。」
「それじゃお邪魔しますっと…」
オシリス・レッド寮の十代たちの部屋に入る。
そこには、十代、翔、隼人のいつものメンバーが揃っていた。
「よう遊矢!まあ、座ってくれよ!」
「座るなって言われても座る。」
今日の宿題はデザイン。
カードのデザイン等を考え、実際に書く授業である。
まあ、こんな宿題に十代たちといえども苦戦するとは思えないので、
『喋りながら楽しくやろう。』
と言うことだろう。
「さて、早速やるか。」
4人で顔を合わせながら筆を進める。
「へへ!やっぱり強そうなHEROみたいな奴が良いぜ!」
「僕はやっぱり機械族かな…隼人くんはどうする?」
「俺は魔法カードにするんだなぁ。遊矢は、どうするんだぁ?」
「ここはあえてトラップだろう。」
「し、渋いッスね…」
全員で喋りながら書き始める。
「それにしても、今回の騒ぎは驚いたよなぁ。」
「遊矢くんは他人事ッスけど、僕とアニキは大変だったッス!!」
「でも面白かったよなぁ!タッグデュエル!」
「最初は翔にビックリしたけどなぁ。」
「そうそう、プレイングミスばっか。」
「ぐっ!それ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ