向こう岸 高茂の本音と目的
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。」
「微妙に?」
「ああ、政府というよりも一人の政治家だ。あの紫藤と同じくらいにうざったらしく殺そうと思ったことはなんべんもあった。」
「・・・・・・今すぐ行くつもりなの?もし、そいつがすでに奴らと化しているとしても?」
「いや、そこは安心していいぞ。しばらくはお前らと共に行動するつもりだ。前にも言ったが、友人には甘い俺なんでな。だから、手助けはできる限りしてやるつもりだ。それが達成された時に俺は行くかもしれない。それにあいつはそう簡単に死ぬような輩じゃない。ブラックな情報がありすぎるからな。必ず、生きてる。だから俺はトドメを刺しに行く。これほど、条件の良い状況は早々に無いからな」
「分かったわ。これ以上言うことはない。少し安心したわ。ありがとう高茂」
「いんや、気にするこたぁない。物好きな俺がやってるまでだ。高城も誰かに素直になったらどうだ?」
「う、うるさいわね!余計なお世話よ」
そう言って上部ハッチを開け外の空気を吸いに行った。ハンヴィーの方に乗ってる平野が替え歌をしているところを見つけ、それに対し怒鳴っていた
「自分から見つけたということか」
笑いながらタバコを吸う高茂だった
そして、無事に反対の岸にたどり着くことができた高茂達だった
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