暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第8話 規則の鬼と不良少女
[4/24]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
に!?」
彼女の発動したカードを見て直哉が声を上げ驚愕した。
すると、彼女のフィールドに2機のマシンガン砲台が直哉に照準を合わせ現れた。
仕込みマシンガン
通常罠
相手フィールド上のカードと相手の手札を合計した数
×200ポイントダメージを相手ライフに与える。
「このカードは、相手のフィールド上と手札のカードの合計×200ポイントのダメージを相手プレイヤーに与えます。剣崎君のフィールドはマンジュ・ゴッド1体、手札の枚数は6枚。よって、1400ポイントのダメージを与えます!」
マシンガン砲台の銃口が一斉に火花を散らせた。
銃口から飛び出した何発もの弾丸が勢いよく直哉の身体を貫いた。
「うあぁぁ!!」
直哉 LP5000→3600
弾丸に撃たれ直哉の悲鳴が響き渡る。
しかし、彼女の火力はこれだけではなかった。
「そして、もう一枚の仕込みマシンガンを発動!」
「なッ!?」
表になった仕込みマシンガンのカードを見て、直哉は再び声を上げた驚愕した。
再び現れたマシンガン砲台の銃口から一斉に弾丸が発射された。
「がぁぁぁぁ!!」
直哉 LP3800→2400
マシンガン砲台の一斉射撃第2射に、直哉は地に片膝をついた。
さすがにソリッドヴィジョンでも1000ポイント台のダメージを受けては、伝わる衝撃が途轍もないようだ。
しかし、直哉は直ぐに立ち上がり、彼女の方に顔を向けた。
そんな直哉の表情を見て、彼女は眼を見開いた。
何故なら、直哉は笑っていた。
彼女は今までバーンデッキを使っていた事で蔑まれていた。
彼女自身もそれを十分理解していた。
だから反論をしなかった。
秩序を守るためだと自分に言い聞かせ、このバーンデッキを使用してきた。
しかし、今目の前に居る彼はどうだ。
今までの者たちとは違い、自分に笑顔を向けている。
彼女には直哉の心情が読み解けなかった。
そんな時。
「やっぱり、アンタすげぇよ」
「え?」
一瞬、彼が何を言ったのか彼女には理解できなかった。
「さっきの大火事と革命、それに加えて2枚の仕込みマシンガン。大火事と革命を防がなかったら、俺のライフは0になってた」
直哉は自分のライフカウンターを見下ろしてそう言った。
そして勢いよく顔を上げた。
「だから楽しいんだ! ワンショットキルをいとも簡単にやれるアンタと戦えて、俺は今メッチャ楽しい!!」
「ッ!?」
目を輝かせ今の状況を純粋に楽しんでいる直哉に、彼女は今日何度目かの驚愕を感じていた。
「行くぜ! デュエル再開! 俺は、《召喚僧サモ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ