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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第6話 廃寮 現れるイレギュラー
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! ダーク・アームド・ドラゴンでダイレクトアタック!! ダーク・アームド・パニッシャー!!」
ダーク・アームド・ドラゴンは右腕を高らかに掲げる。
辺りを漂っていた闇がその右腕に集まって行く。
漆黒の光を放つ闇の巨腕を振るい、ダーク・アームド・ドラゴンは直哉目掛けて勢いよくその腕を振り下ろした。
これが決まれば直哉は敗北が決まり、闇のゲームのルールにより死んでしまう。
しかし、そんな状況でも雪鷹は焦る素振り1つ見せず静かに事の顛末を見届けている。
当人の直哉でさえ、焦る素振りを見せない。
巨腕がドンドン直哉に近づいて行く。
その時、直哉が動いた。
「墓地のロビンの効果発動! 相手プレイヤーが直接攻撃宣言をした時、このモンスターを墓地から守備表示で特殊召喚する!」
直哉へと向かって行くダーク・アームド・ドラゴンの巨腕の前に、漆黒のHERO、ロビンが光と共に現れ、攻撃から直哉を守ろうとしていた。
「チッ!! 邪魔な屑が!! 構わない! ダーク・アームド・ドラゴン!! そいつを殺っちまえ!!」
ロビンの再登場に修道士は忌々しげに言葉を吐き捨てる。
しかし、ダーク・アームド・ドラゴンはその巨腕を止めることなくロビンを再び葬った。
「ウワァァァァァ!!」
ロビンの悲痛な叫びが木霊する。
そして爆風が直哉を襲う。
「クッ!」
「俺はこれでターンエンドだ! さぁ、足掻いて見やがれ! どうせ無駄だろうがな!」
そう言って修道士は直哉を嘲笑った。
部屋に修道士の高笑いが木霊する。
「俺のターン、ドロー!」
しかし、直哉の瞳には未だ闘士が燃え盛っていた。
そして、ドローしたカードを見て、直哉の口が弧を描いた。
その様に修道士の笑みが止まった。
「俺は魔法カード《ブラック・コア》を発動! 手札を1枚捨て、ダーク・アームド・ドラゴンをゲームから除外する!」
「何!?」
2枚目のブラック・コアの発動に修道士は驚愕の声を上げた。
再び黒の球体が出現し、ダーク・アームド・ドラゴンを闇の中へと飲み込んで行った。
ダーク・アームド・ドラゴンの消失に修道士は唖然とした。
「アンタのモンスターがフィールド上から除外された事で、俺のフィールドにイーバトークンを3体特殊召喚する」
直哉のフィールドにイーバトークンが3体現れる。
リリース要員は集まった。
そう言いたげに直哉は微笑んだ。
「行くぜ! 俺はイーバトークンを2体リリースし、《銀河眼の光子竜》をアドバンス召喚する! 降臨せよ! 銀河眼の光子竜!!」
光に包まれ、2体のイーバトークンが天へと昇って行く。
2つの球体は1つに重なり合い、
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