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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第6話 廃寮 現れるイレギュラー
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機‐轟龍》をアドバンス召喚する!」

直哉のフィールドが光に包まれ、大地から轟音を轟かせ巨大な機械天使が姿を現した。

黄金に輝く水晶を守るように包み込んでいる純白の装甲。

天使を想わせる2対の翼。

そして龍を想わせる長い胴体に鋭利な爪を持つ手足。

天使が作りし破壊の天使、轟龍がとぐろを巻き直哉のフィールドに降臨した。

「轟龍の召喚に成功したので、冥界の宝札が発動! 俺はデッキからカードを2枚ドローする! バトル! 轟龍でダイレクトアタック!! 光神の逆鱗!!」

轟龍は咆哮を上げ、修道士に向かって尻尾を振り上げ勢いよく振り下ろす。

「そうはさせるかよ! ネクロ・ガードナーをゲームから除外して攻撃を無効にする!」

修道士は墓地のネクロ・ガードナーを懐にしまう。

振り下ろされる轟龍の尻尾から修道士を守るようにネクロ・ガードナーの幻影が間に入り、轟龍の攻撃を自身の身体で受け止めた。

「俺はこれでターンエンドです」




直哉 LP900
手札4枚
フィールド モンスター《光神機‐轟龍》
    魔法・罠セット2




攻撃が防がれた事に直哉は動じることはなかった。

何故なら、直哉の目的は邪魔なネクロ・ガードナーを処理する事にあったのだから。

「俺のターンドロー! この瞬間! 罠カード発動! 《闇の報酬》!!」

「闇の報酬?」

自分の知らないカード名に直哉は首を傾げる。

「ゲームから除外されている自分のモンスターが闇属性のみの場合、デッキからカードを2枚ドローする! 俺がゲームから除外しているモンスターは全て闇属性! よって、2枚ドロー!」

闇の報酬の効果を見て、直哉は目を大きく見開いた。




闇の報酬
通常罠
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動できる。
自分のゲームから除外されているモンスターが闇属性のみの場合、デッキからカードを2枚ドローする。




カードをドローした修道士はフッと笑みを零した。

そして、紅く光る眼で直哉を見据えた。

「更に! 罠カード発動! 《墓穴の呼び声》! このカードは、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合にのみ発動できる! デッキから闇属性モンスターを3体まで墓地に送る! 俺は、ダーク・クルセイダーと黒曜岩竜の2体を墓地に送る!」

デッキから2体のモンスターを墓地に送り、修道士はニヤッと闇の中で笑みを浮かべた。

その事と修道士の墓地を見て、直哉の額に汗が滲み、不味いと心の中で焦り声を上げた。

「行くぜ! 俺の墓地に闇属性モンスターが3体のみの場合! こいつを特殊召喚する事が可能になる! 現れろ! ダーク・アームド・ドラゴン!!
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