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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第6話 廃寮 現れるイレギュラー
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に直哉は驚きを隠せなかった。

「俺のライフをここまで削りやがって、ぶっ殺してやるよ! 俺のターンドロー!!」

激昂した修道士は乱暴にデッキからカードをドローする。

闇の中から充血した眼が紅い輝きを放っていた。

「俺は、《ダーク・グレファー》を召喚!」




ダーク・グレファー
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1700/守1600
このカードは手札からレベル5以上の闇属性モンスター1体を捨てて、
手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、手札から闇属性モンスター1体を捨てる事で、
自分のデッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。




修道士の場に漆黒に染まった嘗て英雄を謳われていた剣士が現れた。

その瞳は血に染まって様に紅く輝いていた。

「ダーク・グレファーの効果発動! 手札の闇属性モンスターを墓地に送り、デッキから闇属性モンスターを墓地に送る! 俺は、終末の騎士を捨ててネクロ・ガードナーを墓地に送る! バトル! ダーク・グレファーで女戦士を攻撃!

ダーク・グレファーは大地を蹴り、漆黒の剣を振り上げ、女戦士目掛けて振り下ろした。

女戦士は持っている剣で応戦するが、剣ごと切り裂かれてしまった。

悲痛な叫びを轟かせながら光となって散布して逝った。

散って行った光の欠片が直哉を襲う。

「クッ!」


直哉 LP1100→900


「女戦士の効果でダーク・グレファーをゲームから除外する! そして、俺のフィールドにイーバトークンを3体特殊召喚する!」

直哉の墓地から3つの光の球体が飛び出し、その光は徐々に形を成して行き、獣の様な容姿、鋭利な牙と爪を持ったレティキュラントの幼体が可愛らしく咆哮を上げた。

先程までの修道士なら、イーバトークンの登場にも平常を保っていたが、今の修道士には直哉のプレイングの1つ1つが癪に障るようで、額に青筋がドンドン浮かんでいく。

「チッ!! 邪魔な屑モンスターが!! 俺はカードを1枚セットしてターンエンドだ!」

血走って紅く輝く目で修道士は獣の様な唸り声を上げながら直哉を睨みつけた。




修道士 LP700
手札0枚
フィールド モンスター0
     魔法・罠セット2




「俺のターン、ドロー!」

突然の修道士の豹変に直哉は驚愕したが、直ぐに平常心を取り戻し冷静に手札とドローカードを確認する。

「俺は、魔法カード《強欲な壺》を発動! デッキからカードを2枚ドローする!」

強欲な壺の発動に修道士は何度目かの舌打ちをした。

そんな修道士を気にせず、直哉はドローしたカードを確認する。

「2体のイーバトークンをリリースし、《光神
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