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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第6話 廃寮 現れるイレギュラー
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エスパー・スター・ロビン》を召喚!!」
2体のイーバトークンが天へと舞い上がり、天井に異次元へのゲートを開かせた。
再び開いたゲートより、漆黒の流星が直哉のフィールドに舞い降りた。
黒の粒子を振り払い、鐡の身体に纏う漆黒のマントを靡かせ、深紅の瞳が修道士を捉えギラリ輝かせ、左手に持つ黒い鞭を撓らせる。
異次元エスパー・スター・ロビン
効果モンスター
星10/光属性/戦士族/攻3000/守1500
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
他の自分のモンスターを相手はカードの効果の対象にできず、
攻撃対象にもできない。
また、このカードが墓地に存在する場合、
相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを墓地から表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
「異次元エスパー・スター・ロビン」はフィールド上に
1体しか表側表示で存在できない。
「この瞬間! 冥界の宝札の効果発動! 2体以上のリリースを必要とするモンスターのアドバンス召喚に成功した時、デッキからカードを2枚ドローする!」
デッキからカードを2枚ドローし、引いたカードを確認した直哉はよし、と笑みを浮かべた。
「バトル! ロビンでカイエンに攻撃! ビック・リパンチ!!」
ロビンは右手に拳を作り、天に向ける。
そして、ロビンは右手に力を込め、カイエンに向かって右手を勢いよく突き出した。
すると、突き出された右手の拳から巨大な漆黒の拳の幻影が放たれた。
幻影の拳は、何物にも阻まれること無くカイエンに届き、カイエンは悲鳴を上げながら吹き飛ばされ散って行った。
「クッ!」
修道士 LP2600→1000
カイエンを破壊した衝撃が修道士を襲う。
「俺はカードを2枚セットしてターンエンド!」
直哉 LP1300
手札4枚
フィールド モンスター《異次元エスパー・スター・ロビン》
魔法・罠 セット2
「私のターン、ドロー! フフフ、後悔させてあげますよ。私の手札を増やしてしまった事をね!」
手札を見ながら修道士は不敵な笑みを浮かべた。
「私は、手札から魔法カード《サイクロン》を発動! 右のセットカードを破壊します!」
渦巻く疾風が吹き荒び、直哉の右側のセットカードに向かって行った。
何もできずそのセットカードは疾風の餌食となった。
破壊されたのは罠カード《光霊術-聖-》だった。
「そして、私は手札からD.D.クロウを2体墓地に捨て、貴方の墓地のゼータ・レティキュラント2体をゲームから除外します
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