暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第5話 月一テスト 女帝からの挑戦
[17/20]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
!!》
「クッ!」
俺 LP1600→1200
カイエンの悲痛な叫びが轟く。
カイエンの散りゆく様を傍で目撃したゴーズの表情に怒りの色が浮かんだように見えたが、気のせいだろうか。
「この瞬間、デビル・ドーザーの効果発動! このモンスターが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、相手のデッキの上からカードを1枚墓地に送る! さぁ、捨ててもらいましょうか?」
そう言って雪乃は余裕の笑みを浮かべた。
俺は表情を微かに歪め、渋々デッキトップに置いてあるカード1枚を墓地に送った。
「私はこのままターンエンド。どう? 坊や。これが私の切り札(デミス・ドーザー)よ。この2体に勝てるかしら?」
雪乃 LP2000
手札2枚
場 モンスター 《終焉の王デミス》《デビル・ドーザー》
魔法・罠 無し
勝ち誇った表情で雪乃は俺に言い放った。
その挑発に、俺は柄にも無く熱くなった。
「嗚呼、勝てるさ。俺のターン! ドロー!!」
俺の言葉に雪乃は怪訝な表情を浮かべ、鋭い目つきで俺を睨みつけきた。
「俺は、魔法カード《フォーチュンフューチャー》を発動! ゲームから除外されている自分のフォーチュンレディと名のついたモンスター1体を墓地に戻す。そして、デッキからカードを2枚ドローする!」
俺はゲームから除外されていたライティーのカードをポケットから取り出し、墓地に送った。
「さらに、俺は魔法カード《成金ゴブリン》を発動! このカードは、相手のライフポイントを1000回復させ、自分はカードを1枚ドローする! そして俺は再び《フューチャー・ヴィジョン》を発動!」
雪乃 LP2000→3000
俺はデッキからカードを1枚ドローする
それと引き換えに、雪乃のライフが1000ポイント回復する。
そして、俺たちを再び宇宙空間が包み込んだ。
フューチャー・ヴィジョンの再来に雪乃の表情が曇る。
「そして、俺は“ライティー”を召喚!」
「なっ!?」
俺の場に、再びライティーが現れた。
ライティーの登場に、展開を理解した雪乃が目を見開いた。
「フューチャー・ヴィジョンの効果発動! 召喚されたライティーをゲームから除外する! そしてフィールドを離れたライティーの効果発動! デッキからフォーチュンレディを特殊召喚する! 俺は《フォーチュンレディ・ファイリー》を召喚する!」
空中を漂うガラス板から赤い閃光が弾丸のように飛び出してきた。
赤い閃光は空中を颯爽と駆けて行き、稲妻のように俺の場に舞い降りた
赤い光が振り払われ、閃光の下から赤い瞳に赤い髪、そしてライティー同様の赤い衣に身を包み、刃のついた杖を
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ