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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第2話 入学式とアカデミアの洗礼
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ーする!! 俺は四枚捨て四枚ドロー!!」

再び手札を捨て、捨てた枚数分デッキからカードをドローする。

引いたカードを見て不意に口元に笑みが浮かんだ。

やっと来た!!

「そして! 俺は手札から永続魔法!! 未来融合フューチャー・フュージョンを発動!! エクストラデッキからキメラテック・オーバー・ドラゴンを選択し、デッキから、機械族モンスターを15体墓地に送る!!」

15体ものモンスターを墓地へ送った俺の行動に全員が目を見開いた。

「まだだ!! 手札から大嵐を発動!! フィールド上の魔法・罠をすべて破壊する!!」

フィールドを大嵐が包みこみ、フィールド場の全ての魔法・罠を破壊して行く。

「坊やは何がしたいのかしら?」

俺の行動が分からず怪訝な表情を浮かべる雪乃。

「そうね。 デッキから大半のモンスターを墓地に送ったり、手札交換を何度もしたり、融合モンスターを2ターン後に呼べるのに、それを態々自分で破壊するなんて」

後ろで何やら話しているが、今の俺には気にしている余裕はない。

今は、目の前の奴らを倒す事で精一杯なんだ。

それじゃ、行くぜ?

「さぁ、貴様等の死の時間だ!! 手札より、魔法カード発動!! オーバーロード・フュージョン!! このカードの効果により、自分の墓地に存在する闇族性融合モンスターによって決められた融合素材をゲームから除外し、エクストラデッキより除外した融合素材の融合モンスターを特殊召喚する!! 俺は、墓地の全てのモンスターをゲームから除外する!!」

「何!?」

俺の墓地に存在するモンスターの魂が、俺の頭上に現れた歪みに吸い込まれていく。

そして、歪みから強烈な光が放たれた。

放たれた光はフィールドを覆い尽くした。

「現れろ!! キメラテック・オーバー・ドラゴン!!!!」

俺が叫ぶと、光は徐々に収まって行った。

そして、光が落ち着いたフィールドを見て、全員が驚愕した。

「ギシァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

フィールドに咆哮が轟く。

俺の場に現れたのは、巨大な機械の身体に、数多もの首を動かしている機械龍。

万丈目たちは機械龍の睨みに威圧され、後ろに後ずさった。

電流が身体をビリビリ走り、口を開けば白い煙が息をする度に外気にさらされる。

巨大なその姿に、全員は空いた口が塞がらなかった。

そんな面々を呼び醒ますように再び咆哮が轟く。




キメラテック・オーバー・ドラゴン
融合・効果モンスター
星9/闇属性/機械族/攻 ?/守 ?
「サイバー・ドラゴン」+機械族モンスター1体以上
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカード
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