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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第2話 入学式とアカデミアの洗礼
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「「あぁ」」

「フン! 逃げずに来た事、褒めてやる」

デュエルフィールドに仁王立ちしている万丈目が傲慢な態度でそう言ってきた。

さぁ、デュエルを始めるかと思った時、フィールドに声が響き渡った。

「貴方達!! 何やってるの!!」

声のする方を目を向けると、明日香と雪乃が速足で俺たちに近づいてきた。

「時間外でのデュエルフィールドの仕様は校則で禁じられているわよ!」

明日香が怒鳴る。

しかし、今の俺は誰にも止められない。

「おい」

「ん?」

「早く始めようぜ。 速攻で終わらして遣るよ」

「雪鷹!?」

「雪鷹君、字が違うッス」

翔が何か言っているが、俺はそれを聞き流した。

「フン、いい度胸だ。 まずは貴様から潰してくれる!!」

そう言ってデュエルディスクを展開する万丈目。

「おい、何勘違いしてる?」

「は?」

俺の言っている意味が分からず疑問の声を上げる万丈目。

「取り巻き二人もやるんだよ」

俺の発言に驚愕する面々。

直哉は俺の言葉に溜息を吐いている。

悪いな、お前の相手を取って。

「三人とも一撃で葬ってやるよ」

俺は獲物を狙う捕食者の様な目つきで三人を睨んだ。

「クッ! 後悔するなよ!! おい! お前達も上がれ!!」

「「は、はい!」」

万丈目に呼ばれ、取り巻き二人は慌ててデュエルフィールドに上がる。

「止めなさい! こんなの無茶よ!」

明日香が俺の身を案じ叫ぶ。

そんな明日香を直哉が制した。

「大丈夫だ。心配するな。雪鷹は負けない」

「でも!」

必死に止めようとする明日香を直哉がなんとか止めてくれた。

thank you、直哉。

そんな事を思っていると万丈目たちの準備が整ったようだ。

さて、行きますか。

「皆殺しだ」

「「「「デュエル!!」」」」

俺 LP4000

手札 5枚

場 0枚


万丈目 LP4000

手札 5枚

場 0枚


取り巻き1 LP4000

手札 5枚

場 0枚


取り巻き2 LP4000

手札 5枚

場 0枚


「俺のターン、ドロー!」

俺は勢いよくカードをドローした。

おいおい・・・・・・。

俺は手札を見て笑みを零した。

「俺はモンスターをセットし、ターン終了!」

「ハハハ!! 大口を叩いた割には、その程度か! 俺のターン! ドロー!!」

俺のプレイングを見た万丈目が大笑いしているが、笑っていられるのは今のうちだぜ?

「俺は、地獄戦士(ヘルソルジャー)を攻撃表示で召喚! 地獄
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