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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第2話 入学式とアカデミアの洗礼
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る取り巻き1

「さて・・・・・・」

「ひっ!」

万丈目が情けない声を上げる。

しかし、俺は手を抜かない。

「お前の場には地獄戦士が一体のみ・・・・。地獄戦士の相互ダメージ効果は墓地で発動する。が、し・か・し・・・肝心の地獄戦士にはミスト・ボディが装備されている。この意味、わかる?」

俺の言葉に万丈目の表情がみるみる青ざめていく。

「つ・ま・り、その“ク・ズ・モンスター”は、お前を守る壁ではなく、俺のモンスターにただただ嬲られるだけの粗末なサンドバックに成り果てたってワ・ケ♪」

俺の言葉を聞いた万丈目から血の気が引いて行き、体中が小刻みに震える。

愉しい・・・・・・。

相手を虐める様なデュエル・・・・・・。

さぁ・・・・・・

“ 死 ね ”

「キメラテック・オーバー・ドラゴンの攻撃!! 16連打ぁぁぁぁぁぁぁ!!!! 第一打目!」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

万丈目 LP4000⇒0

「まだだ! 第二打目!!」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

キメラテックの第二打目をくらった万丈目はデュエル場からリングアウトした。

「まだまだ!! 第三打目!!」

「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「第四打目!!」

思う存分殺してあげるよ!!

「第八打目!!」

貴様のプライドをズタズタに引き裂いてあげる。

「第十二打目!!」

恐怖し慄くがいい。

幾度も放たれる青白い閃光が何度も何度も万丈目の体を貫いて行く。

俺は周りの事を忘れ、目の前の敵を徹底的に殺そうとしていた。

端から見れば、きっと俺は恐ろしく見えているだろう。

だが、それでも構わない。

俺は今がとても楽しい!!

「これで・・・・・・最後だ」

俺の言葉に万丈目の体がビクンッと震えた。

そして、ゆっくりと此方に顔を向ける万丈目。

その表情には最早エリートの誇りやプライドなどは微塵もなかった。

それはまるで、飢えた狼の群れに囲まれた一匹の子羊の様だった。

ただただ逃げ場のない絶望に打ちのめされ、ジリジリとゆっくり近づいてくる死に恐怖していた。

「キメラテック・オーバー・ドラゴン!! 万丈目に止めをさせ!! エボリューション・レザルト・バースト!!!!」

「くるなぁぁ、来るなぁぁぁ! 来るなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

キメラテックの全ての頭の口に青白い閃光が集まり、その全ての閃光が一点に集中し、巨大な砲撃となり万丈目の体を襲った。

万丈目は取り巻き同様に吹き飛ばされリングの外に転がり
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