暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第1話 異世界から来た決闘者(デュエリスト)
[9/18]

[1] [9] 最後 最初 [2]次話
攻1700/守1100
1ターンに1度、エクストラデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、
そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体を
デッキから墓地へ送って発動できる。
エンドフェイズ時まで、このカードは墓地へ送ったモンスターと同名カードとして扱う。





「プリズマーの効果発動! 1ターンに1度、エクストラデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、そのモンスターの融合素材モンスター1体を墓地へ送って発動する! エンドフェイズ時までこのカードは墓地へ送ったモンスターと同名カードとして扱う」

「エクストラデッキ? それは何の事なノ〜ネ?」

自分の知らない単語にクロノスは疑問符を浮かべ首を傾げて俺に訊ねてきた。

しまった、つい癖で融合デッキの事をエクストラデッキって言ってしまった。

この世界ではまだエクストラデッキは融合デッキ、リリースとアドバンス召喚は生贄と生贄召喚と言っている事をついつい忘れてしまう。

「すみません、自分なりの融合デッキの言い方なんです。昔ふざけて言っていたのが定着してしまって、そのまま使ってるんです」

慌てて考えた言い訳だったが、クロノスは「成程なノ〜ネ」と納得してくれた。

俺はホッと胸を撫で下ろした。

おっと、いけないプレイに集中しなくてわ。

「俺は、エクストラデッキの《E・HEROワイルドジャギーマン》を見せてデッキから《E・HEROワイルドマン》を墓地へ送って、プリズマーをエンドフェイズ時までワイルドマンとして扱う。そしてリバースカードオープン! 《リビングデッドの呼び声》! 墓地のモンスター1体を特殊召喚する! 戻って来いエアーマン!」

俺のフィールドに不気味な声が流れだし、俺の墓地が光り輝くとフィールドに旋風が吹き荒み、エアーマンが再び俺のフィールドに現れた。

『ハァ!』

「特殊召喚されたエアーマンの効果発動!」

「今度は何を手札に加える気なノ〜ネ」

エアーマンの再臨にクロノスは俺が何を手札に加えるのかを警戒していた。

その姿に、俺はニヤリと口元を歪めた。

「クロノス教諭。残念ながらエアーマンにはもう1つ効果がありましてね」

「なぬぅ!?」

俺の言葉にクロノスは驚愕し目を見開いた。

「エアーマンが召喚・特殊召喚に成功した時、2つある効果の内1つを選択し発動する。1つはデッキからHEROを手札に加える効果。そしてもう1つは、エアーマン以外にHEROが存在する時、その数だけフィールド上の魔法・罠を破壊します!」

「なんでス〜ト!?」

「俺のフィールドにはワイルドマンとなっているプリズマーが1体。よって魔法・罠カードを1枚破壊できる! 俺が選択するのは、クロノス教諭の右
[1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ