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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第1話 異世界から来た決闘者(デュエリスト)
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「やった! これで奴のモンスターは全滅だ!」

「流石クロノス教諭だぜ!!」

「ザマァ見ろ!!」

ミラーフォースの発動に観戦している生徒たちが歓喜の声を上げる。

成程、さっき引いたのはミラフォか。

通りで悪そうな顔だったはずだ。

まぁ、一発逆転のカードを引けたら嬉しいよな。

俺もそうだし。

でも、そうは問屋が卸さない!

「ミラーフォースにチェーンして発動! 《神の宣告》!! ライフを半分払ってミラーフォースの発動を無効にする!」

「「「「へ?」」」」


直哉 LP2800→1400


クロノスのフィールドを包み込んでいた七色の障壁を、俺のフィールドに現れた神が一括すると、セットモンスターを覆っていた障壁がガラスのように砕け散った。

バリィィィン!!

ミラフォの不発に、歓喜していたクロノスと生徒たちが素っ頓狂な声を上げて呆然と固まった。

障壁が消えた事で、ガイアの拳は寸分違わずセットモンスターを粉砕した。

破壊されたのは古代の機械騎士だったようだ。

「Great TORNADOで止め!! スーパーセル!!」

『ヌウォォォォォ! ハァァァァァァ!!』

舞い上がる風の龍の風牙が、風刃と共にクロノスに襲い掛かった。

「ギョエェェェェェェェ!?」


クロノス LP700→0


ブーーーーーーーー!!

「勝者、受験番号1番!」

クロノスのライフが0になったのと同時に俺たちのフィールドにブザーが鳴り響き、ソリッドビジョンが消えていった。

そして、俺たちのフィールドの傍でデュエルを観戦していた教員が俺の勝利を告げてくれた。

「「「「「ウォォォォォォォォォォォ!!」」」」」

それを聞いた受験生たちと在校生たちから盛大な歓声が上がった。

「まさか・・・・あり得ない・・・・」

「あのクロノス教諭が・・・・負けた・・・・?」

「そんな・・・馬鹿な・・・」

轟く歓声に混じって、俺がクロノスを倒した事に驚愕し茫然としている者たちの壊れた人形の様な言葉が聞こえてくる。

その中には、俺の勝利に落胆したり、苛立ちをぶちまける者もいた。

まぁ、何はともあれ、俺の試験はこれで終了だな。

そう思いクロノスの方に視線を戻すと、フィールドに倒れたまま固まってしまっている。

「ありがとうございました」

俺はそんなクロノスに頭を下げ、クロノスの状態を無視してフィールドを後にした。

side out




side 雪鷹

「おかえり」

俺が戻ってすぐ、直哉も試験を終わらせて帰って来た。

戻って来た直哉に俺は労いの言葉をかけた。

「おう、お前の方はど
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