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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第1話 異世界から来た決闘者(デュエリスト)
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しての感がそう叫んだ。

「私はフィールド魔法《歯車街(ギア・タウン)》を発動するノ〜ネ!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!

地響きを轟かせながら大地より上る様に多くのビルなどの建物が密集する街が姿を現した。

よく見ると現れた街は全てが歯車で出来ていて、歯車特有の律動的な動きと音がフィールドに鳴り響いてきた。

「さらに、カードをセットして、私は魔法カード発動! 《大嵐》!」

フィールドに嵐が吹き荒み、吹き荒む嵐が俺のセットカードをも破壊しようとする。

このままでは、俺は確実に負ける。

俺の決闘者としての感が再びそう叫んだ。

ならば!

「俺は大嵐にチェーンして《和睦の使者》を発動! このターン俺が受ける全てのダメージを0にする!」




和睦の使者
通常罠
このターン、相手モンスターから受ける
全ての戦闘ダメージは0になり、
自分のモンスターは戦闘では破壊されない。





俺のフィールドに慈しみの頬笑みを浮かべる3人の聖女が姿を現し、全てに攻撃から俺を守る様に佇み、天へと祈りを奉げていた。

フィールドを巨大な嵐が吹き荒み、現れたばかりの歯車の街を蹂躙して行った。

クロノスのフィールドにセットされていた2枚のカードも表向きになって破壊されていった。

表になったカードは、俺の決闘者の感が叫んだ通り、黄金の銅像のイラストが描かれていた。

「うまいです〜ネ。ですが、私〜ノ動きは止められないノ〜ネ! 破壊された歯車街の効果発動! このカードが破壊された時、手札・デッキ・墓地から古代の機械(アンティーク・ギア)と名のついたモンスターを特殊召喚する事が出来るノ〜ネ! 私〜ハ、デッキから古代の機械巨竜(アンティーク・ギアガジェルドラゴン)を特殊召喚するノ〜ネ! 出でよ! 古代の機械巨竜!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

大地が鳴動する。

フィールドを轟音が轟き、砂煙を舞い上げながら、大地から古に眠りし機械竜が歯車の双翼を羽撃かせ、光の下にその青銅の鎧に身を包んだ歯車仕掛けの巨竜が満月の様な黄色い瞳で俺を睨みつけ、フィールドに咆哮を轟かせた。

『ギシャァァァァァァァァァァァァァァ!!』





古代の機械巨竜
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守2000
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
このカードの召喚のためにリリースしたモンスターによって以下の効果を得る。
●グリーン・ガジェット:このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
●レッド
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