暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
A's編 その想いを力に変えて
27話:引越・転校・蹴球
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を表現する。

(これはまた……騒がしくなりそうだ…)

笑顔で話し合う二人を見て、俺は小さく笑みをこぼした。


















―――翌日

なのは家の近所のマンションにて、引っ越しが行われていた。
しっかし、作戦本部置くって決めた次の日にはこうして引っ越しへと行動できるとは……管理局の行動力、恐るべし。いや、リンディさんがか?

そう思いながら、新たにハラオウン宅となった部屋のソファーに座っていると、足下で服が引っ張られるのを感じた。

「ん…?」

見てみるとそこには見慣れたフェレットと、どこかで見たような赤い毛の子犬がいた。

「……えっと…?」
「あ、ユーノ君とアルフは、こっちではその姿か」

俺が反応に手間取っていると、部屋の設備のチェックをしていたエイミィがやってきた。
てか、やっぱり子犬の方はアルフか?

「新形態、子犬フォーム!」
「なのはやフェイトの友達の前では、こっちの姿でないと」

確かに、アルフの場合は大きくなったときの姿をアリサにもすずかにも見られているし、なにより……

「ユーノの場合は男だって知られたらどうなるかわかったもんじゃないな」
「そ、それは言わないで欲しかった…」
「君らも色々と大変だね〜」

「―――わぁ〜!アルフちっちゃい!どうしたの?」
「ユーノ君もフェレットモード久しぶり〜!」

と、その途中で現れたのは言うまでもない、なのはとフェイトだ。
フェイトは子犬のアルフに舐められ、なのははフェレットをなで回していた。

「あらら、ほんとに大変そうだ」
「えぇ、これからアリサ達が来たらもっと大変に―――」
「なのは、フェイト。友達だよ」
「「は〜い!」」

噂をすればなんとやら。タイミングも丁度いい時に、クロノが来客の知らせを届けにきた。二人は玄関に行き、俺も一緒についていく。まぁ、客が誰かなんて聞かずともわかる。

「こんにちは〜」
「来たよ〜」
「アリサちゃん、すずかちゃん!」
「初めまして、なんて言うのもなんか変かな?」
「ビデオメールでは、何度も会ってるもんね」
「でも、会えてうれしいよ。アリサ、すずか」

とまぁ、やはりアリサとすずかという訳で。

「ん?なによ士、何か文句あるの?」
「なんの話だいったい」

こいつ…ほんと勘が鋭い。

「フェイトさん、お友達?」
「「こんにちは〜!」」

すると家の中から緑の長い髪を揺らして、リンディさんがやってきた。

「こんにちは、すずかさんにアリサさん、よね?」
「はい…?」
「私達のこと…」
「ビデオメール見せてもらったの」
「そうですか!」
「よかったら、皆でお茶でもしてらっ
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