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魔法少女リリカル木乃香
第一話 魔法少女リリカル木乃香
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らしい。
「うちが、直したんや」

「このちゃんがですか?」
「そや」
「あれほどの、バグを消し去ったと言うのですか」

心底驚いた表情のリインフォース。そして自分や夜天の書、ヴォルゲンリッターの面々をサーチして納得したようや。
「どや、バクなんてないやろ」

「はい、一切の異常は認められません」
「おいおい、リインフォース、何の話しだよ」
ヴィータが我慢できずに質問してきた。

其処で、うちが猫姉妹が管理局へ戻る際に追跡させて座標を確認した、ミッドチルダへ式神を送り込んで管理局と無限書庫をハッキングして、調べた闇の書事件の全容と、闇の書が以前は夜天の書と呼ばれていた事なんかを、リインフォースやシグナム達に見せたんや。其処で、この夜天の書自体がコピーであり闇の書は未だに存在する事、そして此からの事も話したんや。

「つまり主は、過去へ戻って我等の罪を精算すると」
「シグナム、チョイ待ち、主やあらへん、このちゃんや」
うちが笑顔で修正を頼むとシグナムが謝るんやけど、中々主って直らんわ。

「このちゃんよ、過去へ戻るってそんな事出来るのかよ?」
ヴィータはよい子や、このちゃんて言うてくれるわ。ご褒美にハーゲン○ッツのアイス上げるで。

「ええ、次元を超える事は出来ても、時間を遡る魔法は開発されていませんよ」
シャマル、その分析力は流石やが、神様転生は規格外や。

「主、木乃香、我の罪は深く重い、その罪を消し去る事など到底無理だ」
リインフォースは杓子定規すぎやな、リーフォースツヴァイのような明るさが無いと駄目やな。

「しかも、闇の書は未だに存在し続けている」
「なあ、このちゃん、その闇の書もこのちゃんが直せばいいじゃないのか?」
ヴィータの意見に他の守護騎士が頷く。

「主、このちゃん、そうする事は可能なのでは?」
「シグナム、そうできたら言いんやけど……」
「無理なのですか?」

「無理やなんやけど」
「ならば、その苦しんでいる、少女を救いましょう」
「駄目なんや」

うちの拒絶に呆気に取られる面々。
「主、木乃香は他人はどうなっても良いとお考えか?」
シグナムが怒り気味やし、他の騎士達もなんか空気が悪うなってきたわ。

「ちゃうんや、実は既に八神はやてには管理局の監視が付いているんや」
「管理局がですか、しかし、監視だけとは可笑しいのではありませんか」
リインフォースの言う事は尤もなんやけ、其処でうちははやての置かれている状況を話したんや。

「なんて、汚い」
「復讐の為に一人の少女を犠牲にしようとは」
「許せねーな、アイゼンのシミにしてやる!」

「つまり、主、このちゃんは、八神はやての境遇ごと変えようと言うのですね」
「そや、流石に無理な事も有
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