第一話 魔法少女リリカル木乃香
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主の危惧を考えると、護られる家生まれるようにして使わそう、我が子孫の家で有り、その世界では有数の霊力の家じゃ、黒歴史については3歳まで記憶を封印しておくから心配するでないぞ」
「それなら良いのですが、所でどの世界へ行くのですか?」
「おう。それじゃが、最近お主もよく知って居る世界じゃ、世界観は今と変わらんが、妖怪や魔法などが有る世界じゃ。確か10歳児のイギリス人少年先生が活躍する世界じゃったと思うが」
ちょー!!それって“ネギま!?”じゃあ?しかも霊力じゃなくて魔力じゃ?
「そうそう、天宇受賣命がそう言っておったな」
思考を読んだ天照様が頷いた。
「それってマンガじゃないですか、しかも霊力と魔力じゃ違うんじゃ?」
「マンガと言えでも言霊が生じるのじゃ、それに霊力だの魔力だのは些細な事じゃ!ツベコベ言わずに逝ってくるのじゃ!」
「字が違う!!!」
その言葉と共に、私の意識は混沌の闇の中へと落ちていった。
彼女を送り出した後、天照大神は、ふと思いついて、彼女に更なるチートを送り込んでいった。
「そうじゃな、此と此と、あれも良いな、いや、いっその事、全部入れるとしようかの」
そんな姿を見てある一神がニヤリと笑いながら、その場を離れて呟いた。
「姉さんも、酔狂な事だ。此処は儂が悪戯してやるとするか」
1996年3月18日
■京都府京都市左京区 病院産婦人科
この日、京都神鳴流師範代である近衞詠春に長女が誕生した。
「木乃葉さん、元気な女の子ですよ」
子を産んで疲れ切りながらも笑顔で我が子を抱く。
「木乃葉、未だ無理をするんじゃないよ」
「貴方」
「しかし可愛いな」
「ホントですわ」
「そうだな」
「名前は何にしますの?」
「ああ、通字の木とお前の香を足して、木乃香と名付けよう」
「良い名前、木乃香、貴方の名前ですよ」
3年後
みんなうちは近衞木乃香て言うねん。このちゃんと呼んでな。
2001年5月1日
■京都 左京区 近衛木乃香
うち近衞木乃香が、アマテラス様による転生を受けたりした時の記憶を呼び戻したのが3才の誕生日の時やった。誕生日会の最中に熱出してぶっ倒れて、家中大騒ぎやった。ほんまに頭割れるかと思うたわ。それが済むと、呪術の術式とか色んな創作物の呪文とか、昔の記憶とネギま!のストーリーが完璧に頭にインプットされておって、記憶の整合すらされとったんやが、余りのチートに目眩がしたで、それから色々な能力を使うのに訓練を始めたんや。
そやけどよくよく見ていると原作と違うところが多いことに気づいたんや。それから注意して色々と観察していたんやけど、父親は近衞詠春、母親は近衞木乃葉やけど
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