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遊戯王GX−音速の機械戦士−
−知らない天井−
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寝顔、PDAから消しておいたわ。」
「そんな馬鹿なァァ!!」
闇のゲームでちょっとダメージを受けたものの。
まあ、元気です。
〜数十分後〜
「そういえば遊矢、真面目な話があるの!」
真面目な…話…?
「十代たちが退学させられてしまうかも知れないの!!」
な、なんだってー!!……ふざけている場合じゃないな。

明日香と三沢の話を聞くと、だいたい事情は分かった。
俺と明日香が入った廃寮に、何故か十代たちが入ったことになっている。
あそこは立ち入り禁止の場所。何故入ったか取り調べをするために十代と翔を呼んだが、当然二人は入っていない。
査問委員会には、態度が悪いとされて停学処分を受けそうになった時、クロノス教諭が退学を賭けたタッグデュエルに無理やりしたらしい。


「クロノス教諭…良い先生なんだがな。あれがもう少しなんとかなれば。」
「まあ、そうだな。教え方も分かりやすいし。」
三人でオシリス・レッドの寮に向かっていた。
「十代はともかく、心配なのは翔だな。寮に行ったら、『僕じゃ無理だ〜隼人くん変わってよ〜』って言ってるぜ。絶対。」
「私もそう思ってパートナー私に変えてくださいって頼んだんだけど…断られてしまったわ。」
「それは仕方ないな。クロノス教諭も、明日香くんを退学にしたいわけじゃないからな。」
オシリス・レッド寮遠いな…
「そういえば、俺、翔とデュエルしたことないな。強いのかあいつ?」
「入学試験の時は…確か、オシリス・レッドでギリギリのラインだったわね。」
ギリギリ、デュエルアカデミアに入れるレベルのオシリス・レッドでギリギリって…
オシリス・レッド寮に到着して、十代たちの部屋に行ったところ。
「僕じゃ無理だ〜隼人くん変わってよ〜」
予想と全く同じだった。
隼人も、十代のパートナーを自分にしてくれと頼んだようだが、却下されたそうだ。
「要するに、勝てばいいんだな。」
「気楽に言わないでよ遊矢くん!!」
「タッグデュエルか…楽しそうだぜ!」
十代はいつも通りだな。
「アニキ、タッグデュエルやったことあるんスか?」
「いや、無い。」
翔は再びもうダメだ〜と泣きだす。
「じゃあとりあえずタッグデュエルしてみようぜ。十代と翔、俺と三沢でな。」
「面白そうだな!!やろうぜ!!」
十代はいつも楽しそうで何よりだ。
オシリス・レッドのデュエル場。
俺が三沢とタッグデュエルをするつもりだったが、明日香が、
「ケガ人は休んでいなさい。」
と言われ、隼人と一緒にデュエルを見物することとなってしまった。
仕方ないさ!!
泣きそうな顔して、
「頼むから…」
とか言われて休まない男子はいないさ!!
「三沢!明日香!楽しいデュエルをしようぜ!!」
「遠慮はいらないわ。全力でかかってきな
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