第二曲
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〜サイドサクラ〜
まったく、急に呼び出しやがって。俺には休暇はないってか
「どうしたの、暗い顔して、なんかあったの?」
「いや、何も。…にしてもついてこなくてもよかったろうに」
「いいじゃん、あたしもついていきたかったもの」
「あっそ」
「つれないやつだね、ほんと」
そんな話を彼女としながら転移門へ
と、その時
ドンッ
と人にぶつかった
「っと、すまない。こちらの不注意で」
「いえ、こちらこそ…って、サクラさん!」
「ん…。ああ、シュピーゲルか。久しぶりだな」
「ええ、あの時以来ですね…。…あの時はありがとうございました。‘ザザ’を…」
「いや、そのことはもういい。それに奴を止めたのはキリトだ。礼なら奴に言いな」
「はい…。あ、足止めしてしまいすみませんでした」
「いや、いいさ。じゃあ、またな」
そう言って今度こそ転移門へ歩き出した
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
コンコン
おっ、サクラが来たか
「俺が出るな」
「ああ、サクラが来たら出発しよう」
すでに全員用意はできていた
「はいはい、久しぶり、サク…ラ?」
「よう、ナオ」
「初めまして」
…誰だ!?
「改めて、初めまして。ラルドって言います」
「ふーん、ついにサクラにも…」
「違うからな!?」
あわてるこいつも珍しいな
「もう、ナオ君もキリト君もそれくらいにして、話を進めないと」
おっと、そうだった
「ってことなんだ」
「ふーん、話だけじゃほんと夢物語だけど…目の前に実際に起きてたらなぁ」
「だろう」
「というか、まともな説明なしに人をクエストに誘うな」
「すまんな。ちょっとテンパってた」
「まあいいよ。…ラルド、どうする?」
「あたしもついてく。面白そう」
「はあ…。ということなんだが」
「いいよ。数は多い方がいいし」
そして、ここに時空を超えた八人+六人の大パーティが出来上がった
「よし!目指すは六十層、『時空の森』!!いくぞ!」
「「「「「おーっ!!」」」」」
若干苦笑も混じっていたが気にしない
さーて、神様倒しに行きますか!!
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