第37話『撃墜君登場!!…後編』
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
〜ツバサ〜
次の日の朝
いつもの時間にバス停に行くと
常に『キャー』とか『わー』とか言ってるアリシアと
時々『くっ』とか『キャッ』とか言ってるフェイトが
いつも通りバス停でバスを待っていた
「おはよう……楽しそうだ……ね?」
「おはようツバサ慣れてきたら勉強にも訓練にもなるから楽しいよ」
フェイトは結構『撃墜君2号』に慣れてきたみたいで
楽しそうに言っていた
「私はむ…りぃぃぃ!!!」
アリシアは……
丁度撃墜されたのか
また叫んでいた……
「頑張れ……」
そしてバスに乗って学校へと向かった
なおバスの中でもアリシアは騒いで注目を浴びていた
そして学校に着いて教室に入ると
「これがこうで…ここが……」
必死に教科書やノートを見て勉強している人や
「頼む!! 何でもいいから教えてくれ!!」
頭の良い友達に教えて持っている人や
「ふっ…テスト何て意味の無いものさ……」
もう諦めているのか達観した顔をしている人や
「俺ならできる…俺ならできる…俺なら……」
ぶつぶつと自身に暗示を掛けている人とか
みんな色々と頑張っているみたいだ
そして先生がやって来てテストが始まった
ちなみにテスト中はアテネも自重して『撃墜君2号改』は使用していない
1日目のテストが終わった放課後
「みんなどうだった?」
すずかが今日のテストの出来について聞いてきた
「いつも通り余裕ね。全部95以上は取れてると思うわ」
「全部88……」
「いつもより簡単だったの」
「私も全部解答書けたよ」
「撃墜君に比べたら簡単すぎるよ!!」
「「撃墜君?」」
アリシアが言った聞き慣れない言葉に疑問を持つアリサとすずか
《アリシアちゃん!? 魔法の事は秘密だからそれ言っちゃ駄目だよ》
《あーうっかりしてた…どうしよ……》
念話でなのはとアリシアが何か言い合ってる見たいなので
代わりにボクがアリサとすずかに
「コレ……」
1本のゲームソフトを渡した
それは……
なのは達によく似た魔法少女がドラゴンに挑んでいるようなパッケージで
上部には大きく
『撃墜君』
〜私立聖祥大附属小学校3年生1学期編〜
タイトルとサブタイトルが書かれており
中心付近から右下に向かって
『命を賭けた魔法少女の物語 君の知識で敵を倒せ』
そう書かれていて
裏面には
プレイ時の画像が複数描かれており
下部には
ジャンル :3Dシューティング&クイズ
プレイ人数:1〜3人
制作会社 :ST
と書かれていた
「何よこれ?」
「こんなゲーム販売され
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ