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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第36話 オレンジギルド
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だから言っただろ! とりあえずって!」
リュウキの言葉にキリトはムキになってるけれど。別にからかった訳でも馬鹿にした訳でもない。
「細かなところを聞きたかったが……、まあ良いさ。……とりあえずな」
「……なんで、所々が嫌味に聞こえてくるんだ?」
キリトは、眉間を押さえながら項垂れていた。天然で返してきているのが判るから、更に性質が悪い。
リュウキは、苦笑いを返していたが、直ぐに表情は険しくなった。
「……この手の下衆は、本当に鼻が効く。逃がすつもりは毛頭ないが、一網打尽にしないとな……。頭をとっても、動き続ける可能性もあるからな」
リュウキは、そうキリトに告げていた。
この手の相手は、独自の嗅覚を持っているからこそ、奴らの被害は一向に無くならないのだ。
「……だな」
キリトは頷く。全く同意見だから。
今回の敵は……標的は、
犯罪者ギルド
(
オレンジギルド
)
。
《タイタンズハンド》
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