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ソードアートオンライン 無邪気な暗殺者──Innocent Assassin──
ALO
〜妖精郷と魔法の歌劇〜
災厄の厄災
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額に近付けると思うヨー」

「と言うか、もう越えたかもしれないな。大至急準備をそろえて、でき次第連絡させてもらう」

「よろしく頼む」

サクヤの広げたウインドウにアリシャが皮袋を格納し、武具類は側近達のストレージに小分けして突っ込まれた。

「この金額を抱えてフィールドを歩くのはぞっとしないな。急いでケットシー領に引っ込むことにしよう」

「あー。それなら大丈夫だよー」

二の腕をさすりながら言ったサクヤに、相変わらず間延びした声でレンが言った。

はい?と首を傾げる一同に、自信たっぷりにケットシーの少年は

「ちょうど来たみたいだから」

言った。
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