第一話 光の戦士
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、黙ってちゃ何もわかんないよ。あ、それともどこか怪我してる?体調悪い?」
私の心の声、聞こえてませんでした!じゃあさっきのは・・・普通の自己紹介?なんでさ、何でこれまでアブノーマルがノーマルだったのに急にアブノーマルなノーマルではアブノーマルなノーマルが出てきてしましましましま
―バン!
「ちょっとノックしてっていつも言ってるでしょ!」
「ご、ごめんメイ!!」
あ、出たアブノーマル!なぜか少し嬉しくなってしまった。が、しかしやはりそうなのか。やはりそういうことになってしまうのか。この意味不明な原理で意味不明に浮いている意味不明な生き物が再び私の目の前に現れてしまったということはつまり、そう、私はやはり非常識な世界に迷い込んでいる。それが夢であろうと現実であろうとだ。私はこれからどうなるんだ?
「えっ!!!!」
えっ!?!?私何か不味いこと思った!?いや勝手に思うことすら許されないってそのことの方が不味くないか!いやいや落ち着け私。彼女に読心術は無かったんだ。私まで頭がメルヘンになてきた。
「なるほど・・・。」
はい、もうメルンメルンのヘルンヘルンです・・・って失礼な!じゃなくて、彼女に私の心は見えていないのだから。そうか、彼女はあの浮遊生物と会話をしているんだな。そうすると、えっと、
「何の話してんの?」
「えっ!!!」
「えっ!?」
「メイッ!!」
いやメイッって何やねん。じゃなくて、気になって思わず喋ってしまった。別に黙る理由もなかったのだが、何だか驚かせてしまったし気まずい空気に・・・。
「何だ、喋れるんじゃん!ショックで声が出ないのかと思ったよ。」
「メイ、あのタイプのスネーカーを見てショックを受けない子はいないもんメイ。」
そのメイって絶対つけなきゃダメなの・・・?じゃなくて、ショックとかスネーカーとか、だから何の話・・・あ、
「さっきの・・・」
「そうだメイ。さっきのがスネーカー。悪い奴らメイ。でも大丈夫メイ。あれはアイがぶっ倒したメイ。」
「うん!だからもう心配することないよ!それでえっと、何の話してんのって言ってたよね?」
「あ、うん。」
あれ、私この人(プラス謎の生命体)と普通に話してる。待って待って、私は今この状況を理解出来てないわけで、って言うか言ってることもほとんど意味が分からない分けで、こんなドンドン話が進まれると、それはそれでちょっと動揺するんですけど、その、
「実はあたなプリキュアに選ばれたの。」
あぁ、そうですか、いやそんなことより・・・え?
「え?」
「ふふ、何言ってんの?って顔してるね。」
本当に何言ってるんですか?もう使ってる言葉が私の母国語と違うみたいなんですが。
「まぁ簡単に言えば、こういうこと。」
「君は光の戦士に選ばれたんだメイ。」
あぁ、そういう・・・
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