暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic17非情なる真実〜5 of PentacleS〜
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クラス!」
「その総数、60!? 80! まだ増えます!」
エイミィ達からそんな報告が入ると、アースラが大きく振動し始める。ううん、アースラじゃなくて空間そのものが振動してる。その原因は「次元震です!」だ。ジュエルシードが発動したことで、空間が揺らぎ始めた。
「このままでは次元断層クラスにまで行ってしまいます!」
「イリス! 出るぞ! プレシアの身柄を確保する!」
クロノが駆け出す。わたしも「了解!」応じてクロノを追って駆け出し、途中で騎士甲冑へと変身した。トランスポーターを目指して通路を走る中、「さっきのはなんだったんだ?」ってクロノが訊いてきた。さっきの。わたしが言っていた魂云々のことだろう。
「ん〜と、なんかね、フワッて脳裏に過ぎったの。知っていたわけじゃないのに。けどまぁ、ちょうどいい知識だったから。使ってみた」
「例の発作か」
「発作言うな。それじゃ病気を抱えたイタイ子みたいじゃん」
わたしが時折感じてるデジャヴのことを、クロノは発作って言う。改めるようにお願いするんだけど聴いてくれない。
「まぁ、結果的に説得できなかったが、良いことは言ったと思う」
「・・・ありがと」
とりあえず褒められたと思ってお礼を言う。と、後ろから「シャルちゃん、クロノ君!」なのはとアリサ、すずかが追いかけて来た。
†††Sideイリス⇒なのは†††
迷ったけど、フェイトちゃんをユーノ君とセレネちゃん、エオスちゃん、そしてアルフさんに任せて、私とアリサちゃんとすずかちゃんは、クロノ君とシャルちゃんと一緒に時の庭園へと赴いた。通路に至る所に開いてる虚数空間っていう説明をシャルちゃんから受けながら走る。私はフェイトちゃんの力になりたい。
「テスタメントちゃんの言う通りだった・・・」
通路を走る中、私がそうポツリと漏らすと、「詳しく!」前を走るクロノ君がそう言ってきたから、フェイトちゃんとの戦いの最中にテスタメントちゃんが現れて、グランフェリアさんの洗脳を解く手助けとか、フェイトちゃんの真実で私たち全員がショックを受けることとか、それでもフェイトちゃんの友達でありたいと思い続けてほしいとか、を話した。
「あの子、どうやったそんな情報を仕入れたわけ?」
「判らないな。ただ、今言えることは・・・他のテスタメントが動き出しているかもしれないと言うことだ」
「どういうこと?」
「君たちには嘘を吐いた。テスタメントは逃げたんじゃなく、グランフェリアによって殺された、はずだった」
「「「え!?」」」
アリサちゃんの問いにそう答えたクロノ君。突飛すぎる話に驚く私たち。クロノ君は続けた。アルフさんがクロノ君たちに話して、私には隠していた事実を。テスタメントちゃんは、
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