出会い
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と。年齢が年齢なので何も反応しないし、したらしたでショックを受けそうだけどな。何が言いたいかと言えばなのはを起こさないように抜け出すのが難しいし、腕がしびれて仕込みが遅れたりするのが辛い。えっ、羨ましいから変われって?父さんと兄さんを説得した上でなのはから抱き枕にされるなら許すよ。愛しの妹だが、あまり男女の関係に関してうるさく言いたくない。それで行き遅れになる方が可哀想だからな。
報告はこの辺でいいだろう。さて、今日も気合いを入れて頑張りますか。
「将来の夢か」
授業中に担任の先生から将来の夢についての話があった。下校中にふと気になってサキ達に尋ねてみた。
「あ〜、私はたぶん両親がやってる仕事を継ぐと思います」
「ああ、ガイドマップを作るアレか」
「そうです」
本来は征服するかどうかを判断する現地調査員なんだがな。
「私もパパとママの会社を継ぐわ。すずかは?」
「私は、出来れば工学系の方面に行きたいかな。光君は」
「オレは「「「「翠屋の二代目だよね」」」」
「おいおい、確定事項かよ。オレにだって他に夢があるんだぞ」
「へぇ〜、どんな夢よ」
「まあ、あまり現実味のある夢じゃないけどな」
「良いじゃない別に。夢なんだし」
「笑うなよ。オレはいつかウルトラマンの星に、光の国に行ってみたい。今のマキシマドライブ航法じゃあ200年程度かかるけど、技術が進歩すれば人の一生のうちに辿り着けるかも知れない。そしてもし辿り着けたのなら彼らに言いたい事がある。オレ達を守ってくれてありがとうって」
まあ行こうとすれば往復で二日程度で行けるんだけどね。もし行っちゃうとプラズマスパークの影響で本当にウルトラマンになってしまうから行けないんだけど。
「結構意外ね。光ってウルトラマンの話題は出さないから余計にそう思うわね」
「そうだよね。怪獣とか宇宙人の話はよく聞いた事あるけど」
「趣味は悪いけどね」
「失礼な。ベムスターやタッコングの何処が趣味が悪いというんだ。それならサキの円盤怪獣シリーズの方が趣味が悪いだろうが」
「人の感性にケチをつけないで下さいよ。私としてはすずかのロボットシリーズの方が考えられませんよ」
「え、そうかな?かっこいいと思うんだけどな、キングジョーとかクレイジーゴンとか。それにGUYSでも迎撃用のロボットを作るって話しだし。アリサちゃんはバードンだっけ?」
「「バードンか」」
オレとなのはが揃って渋い顔をする。バードンによって父さんを殺されてるからな。まあ命を分け与えたから問題は無かったんだけどな。父さんの事が無くても戦う身としては毒と炎は勘弁して欲しいんだけどな。
「光やなのは事情は知ってるけど
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