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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
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コラボ『剣製の魔法少女戦記&F/mg』第一話 魔法使いがやってきた!?後編
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理局、次元空間航行艦船アースラ艦長リンディ・ハラオウンです」

 改めて魔術師という聞くとやはり緊張するものね。
 そんなとき、シュバインオーグさんから予想外の提案を受ける。

「受話器越しの会話では色々と話しづらいこともあるでしょうから、直接会って話しませんか?」
「わかりました。ではシュバインオーグさん、
 これから士郎君の家に窺わせていただきますがよろしいですか?」
「シホで構いません。
 それではまた後ほど会いましょう。ハラオウン提督」

 電話を切って大きく息を吐く。
 さて士郎君の親戚だから身の危険の心配はいらないけど、どうなるかしら。

 不安を感じながら出掛ける準備をする。


 僅かな不安を感じながら辿りつく士郎君の館。

 一度、深呼吸をして呼び鈴を鳴らす。

 そして、開く扉。

 そこには一人の女性が立っていた。 

「初めまして。あなたが……シホさん?」
「はい。そうです」
「先ほど、電話しましたリンディ・ハラオウンです」
「改めて初めまして、ハラオウン提督」
「管理局としてきたわけではないので役職は必要なりませんよ。
 それとリンディで構いません」
「ではリンディさんと。
 どうぞ、中へ」

 シホさんの案内でリビングに通される。

 それにしてもフェイトがいうとおり綺麗な人ね。

 お茶を出され、互いに向い合って座る。
 話を切りだしたのはシホさんの方からだった。

「先ほど、『管理局としてきたわけではない』とおっしゃってましたが」
「管理局の中では士郎君にそれなりに信頼されていると思ってます。
 もう一人の魔術師という話が出てきたのなら管理局内に伝える前に相談は必要でしょうから」
「配慮ありがとうございます。
 諸事情で士郎の親戚を名乗ってはいますが、事実は異なります。
 そして私自身、また姿を消すつもりなので今回の会談はなかったとしていただければ助かります」
「わかりました」

 今回の話し合いは順調に進みそうで安心した。

 それとは別に気になるのは

「ところであなたの後ろにいる二人は一体?」
「彼女達は私の従者で双子の姉妹です」
「私はアルトリアです。よろしくお願いします、リンディ」
「余はネロだ。よろしく頼むぞ、リンディ」
「はい。よろしくお願いします」

 凛とした立ち方。
 どこかシグナムに似た雰囲気。
 シホさんの騎士といったところかしら

「それで、わざわざ来られたわけですが、何か目的があったのでは?」
「そうですね。
 もう一人の魔術師と聞いて直接会って確認したかったのも本音です。
 あとはダメでしょうけど、シホさんの魔術や技術を教えていただくわけには」
「お断りします。魔術
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