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【完結】剣製の魔法少女戦記
コラボ集
コラボ第二話   『平行世界にいっちゃった!?(後編)』【剣製の魔法少女戦記&F/mg】
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らの世界の士郎に黙って帰ってきちゃったから挨拶はしておきたいのよ」
「しかし…」
「安心して。私達は二人で一人前…どちらかがこの世界に残っていればすぐに帰ってこれる事ができるわ」
「そうか。では行ってこい」

士郎は笑みを浮かべて送りだしてくれた。
そして今回はアルトリアとネロは待機してもらい、私だけで行かせてもらった。



◆◇―――――――――◇◆



そして到着してみるとそこはやはり借りて魔法陣を刻んだ部屋だった。

「…また来れたのね」
「―――いきなり帰ったと思ったら、はやいお帰りじゃないか?」

すると背後から士郎の声が聞こえてきて私は振り向く。
そこには呆れたような感じの士郎が立っていた。

「ずいぶんないい様ね。
まぁ、事実一回帰っていた訳だけど。
そうそう、この世界に自由に来る方法と、そして元の世界に帰る方法も理解したからこの魔法陣が刻まれている部屋限定だけどいつでも来れるようになったわ」

すると士郎は驚きの表情になり、

「さすが第二魔法の使い手だな」
「あと士郎。これを渡しておくわ」

士郎にミニ宝石剣を渡す。

「これは?」
「平行世界をまたいで通信ができるミニ宝石剣よ。
だからなにか困った事があったら知らせて。
これも何かの縁だし助けてあげるわ」
「助かる」
「それとこの世界のなのは達には私はまた旅立ったって伝えておいて」
「わかった」
「そして私も私の世界でやらなきゃいけない事があるから、同じ衛宮の名を持つもの同士お互いに頑張りましょう」

そして私はまた宝石剣を持ち、あちらの士郎へとアクセスする。

「またいつか会いましょう、士郎」
「ああ、いつかな」
「それじゃまたね」

そして私は今度こそ元の世界に帰っていった。
この不思議な出会いがこの先、なにを引き起こすのかはまだ分からないけど、また一つ確かな縁が刻まれた出来事として私の記憶に確かに残ったのだった。



◆◇―――――――――◇◆



「…という事があったのよ」

私が回想を語り終えて、

「うーん…そちらの私達は本来の姿のシホちゃんに恋しているんだね」
「なんか、不思議な感じだね」
「そやね。私達もシホちゃんが男の子のままだったら恋に落ちていたということもあったんかな?」
「わからないね。でも、すずかちゃんはどちらでも恋に落ちちゃうんだね」
「それは、まぁ…私も色々とあって相思相愛になったわけだしね」

私が「あはは…」と笑う。
そこに、

「それより驚きなのは、なんで私は生まれてきていないんですかぁ…!」

ウガー!といきり立って大声を上げ出すフィア。

「まぁまぁ、落ち着きなさい、フィア。
あなたはこの世界で
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