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【完結】剣製の魔法少女戦記
コラボ集
コラボ第二話   『平行世界にいっちゃった!?(後編)』【剣製の魔法少女戦記&F/mg】
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人前、ですか。宝石翁らしい言い回しですね」
「つまりは奏者と士郎、二人で協力して事を解決しろということか…?」
「そういう事になるわね。でも、私の世界の士郎は着いてきていないし…」
「別に大丈夫ではないですか?」

アルトリアがなにか分かったらしい。
それでどういう事か聞いてみると、

「宝石翁はシホの宝石剣を目印にして世界と居場所を特定しています。
なら、シホも宝石翁と同じ事をすればいいのです」
「あっ…! もしかして士郎の持つもう一つの宝石剣をの位置を特定すればどの平行世界に帰ればいいか分かるということ?」
「おそらくですが…」
「アルトリアよ、お主冴えておるな!」
「そうね! さっそく試してみましょうか」

それで私は先程行った行動をもう一度試し、今度は士郎に繋がるようにイメージする。
するとしばらくして繋がる感じがして、

《シホか!?》
《士郎! よかった…繋がったわ》
《今はどこにいるんだ? 昨日からシホ、アルトリア、ネロの三人の行方が知れず全員総出で探しているところだぞ》
《ごめんなさい…宝石剣の起動実験中に失敗しちゃって平行世界に飛ばされちゃったのよ》
《やはりか…それで帰る目処は立っているのか?》
《えぇ、大師父に教えてもらったわ。
おそらくだけど私と士郎の宝石剣を共鳴させれば戻れると思うわ》
《では、すぐに帰ってこれるのだな?》
《えぇ、たぶん。さっそく今から試してみましょうか》
《あぁ、わかった》

それであちらの世界にいる士郎と同時に宝石剣を起動する。
途端に魔法陣を中心に七色の光が広がっていきすぐに世界を飛ぶと直感した。

「アルトリア! ネロ!」
「はい!」
「わかった!」

それですぐに二人は消えた。
そして一際光が部屋を満たした瞬間、私は世界を越える感覚を味わった。
そして…、




次に目を開けてみればそこは機動六課の工房の中だった。
見ればそこには宝石剣を構えている士郎の姿があった。

「シホ! 無事か?」
「帰って、きたの…?」
「どうやらそのようですね、シホ」
「うむ、帰ってこれたのだな」

帰ってこれた事を確認できて私は喜んだ。
それからというもの私はみんなに囲まれて口々によかったと言われた。
そしてほとぼりが冷めた頃には夜になっていた。
はやてにも昨日一日分のたまったデスクワーク作業をやらされて疲れた。
しかし思う…。
あの出会いは偶然だったのか、はたまた…。
真相はわからない。
けど、私の脳裏にあの世界への行き方が刻まれていることに気付いたのだ。
これが理解するという事というのだろうか…?
それで士郎を呼びまた私はあの世界に行こうと試みる。

「しかし、また行くのか…?」
「えぇ。あち
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