コラボ集
コラボ第二話 『平行世界にいっちゃった!?(後編)』【剣製の魔法少女戦記&F/mg】
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達は言っているけど、寝る前に確認したら士郎には危うい感じがあると聞かされたから。
「恐らく、二度と会う事は敵わないと思います」
「そうですか、シホさんはいつまでこちらに?」
「明確には決めていませんが、次の目処が立てばすぐに経ちます」
「……そうですか。せっかく知り合えたのに残念です」
「士郎がここにいる限りまた会う事もあるでしょう」
それで安心させるために笑みを浮かべながら話しているのだが…、
どうしたのだろうか…?
なんかリンディさんがかつて何度も見たような人達と同じ感じに頬を赤らめてぼぉっとしている。
そして気が付いたのか何度もかぶりをふって、
「し、シホさん……あなたは笑顔になると誰もが振り向くことはないかしら?」
「え? あ、はい。よく言われます。
別段特別な笑みを浮かべているわけでもないんですけど……」
それで少し乾いた笑みを浮かべて「あはは…」と頬を掻くのだった。
「話は変わりますが、シホさんはまだお若いのにこういう話し合いは慣れているのですね。
士郎君もそうでしたが、魔術師というのはこういう交渉ごとには慣れているものなのですか…?」
「まぁ、それなりに慣れた人は多いと思います。
魔術師は同じ魔術師同士であっても隙を見せませんから。
仮に何か協力する場合でも自分の得をするように交渉するのが基本ですから」
そう話すとリンディさんは少し顔を引き締めていた。
おそらく魔術師というものを再確認したというところだろう。
「あぁ、それと少し気になっていたんですが、さっきから誰かに見られている気がするんですよね」
「え?」
だけどリンディさんは知らないという表情をする。
だとするとこれはおそらく…。
なので、
「別に構いませんが、勝手に調べられていることに関して良い気はしません」
それで私は試しに世界を越えた影響でリミッターが外れてしまっていたらしいので、魔力全開で脅しをかけてみる。
ちなみに言えば魔術回路とリンカーコアの二つの魔力を同時展開しているので、オーバーSランク相当の魔力が放出しているだろう。
それでたぶんリンディさんには知らせず秘密でモニターで見ている誰か達は息を呑んでいることだろう。
すぐに想像できる。
だってまさに今リンディさんが私の魔力に恐怖を感じているのか顔を青くして冷や汗をかいているのだから。
『待ってくれ。これは僕の独断だ!
提督は関係がない』
やっぱりクロノとエイミィさんだったらしい。
そこに背後にいるアルトリアが、
「シホ、おふざけが過ぎますよ? リンディが話ができなくなっているではないですか…」
「そうね。すみませんでした」
「い、いえ、こちらもすみませんでした」
「平気ですよ。でも……次はありません
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