脱出
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麗「・・・・・・」
高「どうも」
紫「しかし、これはどう見てもあれですね。チームが決裂している。となれば、これはリーダーが必要ですね。」
沙「で、適任はあんたってわけ?」
紫「私は教師ですよ?高城さん。それに皆さんは生徒だ。この状況なら教師が先に立たなくてどうするのですか?ということで、どうでしょう皆さん」
そう言うと孝達以外の奴は拍手をする
紫「ふっ」
ニタリと笑う紫藤
麗「冗談じゃないわ!私は降りる!」
そう言ってバスの助手席から降りた。
孝「麗!?ちょっと待てよ!」
そう言って孝も降りた。そとで麗を説得しているようだ。
高(あ〜あ、家に戻って色々装備品を出さなきゃあいけないのにな〜全くもって自分の性格が情けないよw)
そう思いながら窓の外を見ると一台の市営バスがこちらに向かってきていた。この緊急事態だ。避難用に使われているのだろう。そう思いながら見ていた高茂だが・・・・・・
高「おいおいおい・・・・冗談だろ!?」
そう言って高茂は反対側の席に回り窓を開けて
高「孝君!宮本さん!すぐにそこを避けてください!!」
バスの中はまさに地獄絵図だった。おそらく、避難民の誰かが感染していたのだろう。そこからは連鎖的になってしまい。バスの運転手も喰われていた。
高茂が叫ぶと二人はバスの存在に気付いたのか。すぐに退避した。そして、バスが近くの乗用車にぶつかり、空中で横倒しになり孝達のいるトンネルをふさぐようにして止まった。爆発も起きた
冴「小室君!宮本君!大事ないか!」
孝「僕たちは大丈夫です!これじゃあ、そちらには向かえません!どこかで落ち合いましょう!」
冴「場所は!」
孝「警察署に午後五時に!今日がだめなら明日の同じ時間に!」
冴「分かった!」
そう言って二人はそのまま別方向から進むことにした。冴子はバスに戻り、静香先生にバスを出すように言った
そして、バスはその場を去り、あたりには燃えた奴らがうろついていただけだった
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