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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
予期された脅威 後編
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まるで残像を作りながら走っているかのような速度だ。一夏も先程とは違うと思いながら向かうが、ジュラングは一夏の胸に一撃を加えてそのまま走り去る。一夏はその一撃を食らい、ジュラングの腕の上を一回転して地面に落ちる。一夏は素早く立ち上がりジュラングの攻撃を防ぐ。お返しとキックをかまそうとするがジュラングは軽々と後ろへと避けてしまう。今度は一夏はジャンプしてからのハイキックをお見舞いするが、それさえも軽く身を翻して避わされてしまう。一夏は踏ん張りをつけてブレーキをつけて、ジュラングの背中に組み付く。ジュラングは一旦身を沈めてから思いっきり跳ね上げて一夏を振り切る。一夏は毒ついてからスライディングでジュラングの足を狙うが、ジュラングは軽々と避けてしまう。

「おいおい、軽々と避けすぎだろ?」
『一発でも食らった危ないですからね。では行きますよ!!』

ジュラングは一瞬で一夏の懐に飛び込み、一回、二回と一夏の身体をつめで引っかき、身体が大きく揺れた所狙って一夏を投げ飛ばす。一夏は立ち上がるがジュラングは立ち上がってきたところを狙って走りこんできて、一夏を押し倒す勢いで回転し、そのまま投げ飛ばす。

「やるなぁ・・・さて、こっちもそろそろ反撃と行きますかぁ?」
『望む所です』

一夏は意気込むと、両肘に付いているプロテクター触りこう言った

獣化(ビーストオン)!グレイヴァ!!」

そういった瞬間、一夏の周囲の空気が変わる。まるでその周囲に超大型の猛獣がいるかのようなそんな空気だった。そして一夏を紫の光が包み込む。

「うぉぉおおおおおおおおおヴァァァァアアアアアアアアアアアア!!!!!」

全身の筋肉が膨れ上がり、その上に鱗の様な皮のようなものが広がっていく。青空のような蒼に緑が薄く混ざったような色。そしてそれは腕、手にまで広がっていく。指先は超振動クローが組み込まれたような鋭利な爪、肩にもまるで爪ようなショルダーカバーが付く。そして頭部は鎧のようなものが広がって行き、そこからはオレンジ色の鬣のようなものが広がる。最後には先が黒い尾が現れ、変化は終わった。獣、今の姿を現すには適切すぎる言葉だろう。

ジュラングもそれ変化を見ていたが驚きだった。

『ほう・・・少々驚かされましたが面白いものを見られました』
「それで済めば良いけどな!!」

ジュラングと一夏は再び同時に走り出すか、一夏は同等以上のスピードで走っていた。それに加えて体の切り替えが異常に早く、身体を恐ろしい速度で回転させて回し蹴りをジュラングの胸部に決める。ジュラングは思わず倒れこむ、一夏はその隙を逃さず組み付きに掛かるが、ジュラングが足蹴りで一夏を阻み失敗する。一夏はパンチをジュラングに決めるがカウンターでジュラングの拳も食らう。ジュラングは素早い切り替え
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