暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic16星光と雷光は天壌を照らす〜The StaR〜
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を感じる。きっと今ので決められなかった時のための保険。でもそれをも上回って見せる。「あ、テスタメントちゃんの魔力が」私の魔力に交じるのが判る。
「(1発目で防御破壊、2発目で・・・洗脳を解く!)行くよ、レイジングハート!」
≪はい、マスター!≫
「ディバイン・・・」≪Divine≫
煙幕が晴れ始める前に、
「バスタァァァァーーーーーーッッ!」≪Busuter !!≫
砲撃を放つ。ディバインバスターをまるでコーティングするかのような銀色の魔力が薄ら見える。バスターは煙幕を完全に吹き飛ばして、私が無事だったことに目を見開いて驚いてるフェイトちゃんへ一直線。けど気を取り直したフェイトちゃんは周囲に浮かぶスフィア20基ほどを集めて、とても長い雷撃の槍にした。
「スパーク・・・エンド・・・!」
投擲された槍はバスターと真正面から衝突。フェイトちゃんの槍もすごい魔力を有してた。けど、私のバスターの方が上だった。拮抗は僅か数秒。バスターは槍を呑み込んで、フェイトちゃんへ。今の槍によほど自信が有ったようで、槍がバスターに呑まれちゃってフェイトちゃんは呆然と佇んだまま。そしてバスターの直撃を・・・「あっ・・・!」ギリギリでシールドで防いだのが見えた。
「(でも負けない。このまま押し切って見せる!)いっっっけぇぇぇぇぇぇぇッ!」
魔力を絞り出して、バスターの放射に回す。それでも槍以上に拮抗しちゃう。でもようやくガシャンとガラスが割れたかのような音が耳に届いて、バスターがフェイトちゃんを呑み込んで大爆発を起こした。今のできっとバリアが解けてるはず。なら次は、洗脳を解くための全力全開の魔法だ。最後の一撃の準備を始めるために高度をグッと上げて、眼下の煙幕を見詰める。煙幕の中からフラフラと飛び出してきたボロボロなフェイトちゃんを視界に収める。
≪Restrict Lock≫
そんなフェイトちゃんにバインドを掛ける。ここまで来て最後にこの一撃を外したくない。
「レイジングハート・・・アレ、行けるね・・・?」
≪もちろんです≫
「よし。じゃあ始めよう・・・!」
知恵と戦術、とっておきにして最後の切り札。“レイジングハート”と一緒に頑張って組んだ、砲撃魔法の最高位。大気に満ちる使え切れなかった私とフェイトちゃんの魔力を私の元に集めて、自身の魔力も一緒に合わせて放つ、集束砲撃。私の前方に生まれる桜色の巨大な魔力。それにまたテスタメントちゃんの銀色の魔力がコーティングされる。
「フェイトちゃん! 今、助けるから!!」
“レイジングハート”を掲げ、
「スターライトぉぉ・・・!」
前方の魔力へと振り下ろす。
「ブレイカァァァァァーーーーーーーーーッッ!!」
≪Starl
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