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ソードアート・オンライン〜Another story〜
SAO編
第33話 白銀と漆黒U
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っと可愛いネ〜。2人とモっ♪」
その止まらない笑み、大笑い。辺り構わず大笑いをアルゴはしていたのだった。クリスマスだからか、この層にはそれなりにプレイヤー達はいる。……注目を集めてしまうのをお構いなしだった。
「「ッッ!!」」
当然2人は直ぐにアルゴの笑いに気が付いて、直ぐにキリトは立ち上がった。リュウキも軽く頭を振る。
「さ……行こうか」
「ああ、そうだな」
2人はそう示し合わせると同時に素早く移動し、その場を後にした。
「あっはっはっは……ってアレ?」
アルゴが……大笑いしている隙に、2人は影も形も無くなっていた。きょろきょろと周囲を見渡したのだが、見当たらない。1度でも見失ってしまったら、もう追いかけるのは無理だ。
「ハハッ……逃げられちゃったカ……」
アルゴは、頭を掻きながらそう言う。そして、深いため息をつく。
「……キー坊もリューがいるおかげで、救われテル……。本当にそう思うナ……。あの事があって、キー坊……随分苦しソウだったから……」
アルゴもアルゴなりに、キリトの事は気にかけていたようだ。
あの2人を見て、安心が出来る。今回の危険なクエスト 例え、それがたった2人だけだとしても、何も心配要らない。強くそう思えるのだ。
「無事デナ。 マダマダ、稼がせテ貰うゾ? リュー。……キー坊モ」
アルゴはそう呟くと、夜の闇の中に消えていった。
〜第35層・迷いの森〜
一面銀世界、その森林の先は薄暗い。夜の漆黒の闇に包まれていた。そして、1度でもこの森に入ってしまえば、入ってしまえば同じような景色が広がる為、
その森の名同様に迷う可能性もある危険な場所だったが、2人にとって 特に問題はない。
「さて……この先だな」
リュウキは、目的地を見ると、指さした。
「……ああ」
リュウキの言葉を訊いて、キリトも気を引き締めなおした。此処から先の相手は、間違いなく強敵だからだ。リュウキと一緒に戦うとは言っても、初見だから 不確定要素も多いのだ。
「……キリト」
リュウキは、キリトに聞きたいことがあった。
それは、このMobと戦う事、その事を《彼女達》が知っているかどうか、だ。
「何だ?」
キリトは、歩みを留める事無く、顔だけを向け訊いた。
「今回の事 あの時のギルドのメンバーに言っているのか?」
リュウキは、その気になっていた事を訊いた。
「………いや、言っていない。」
キリトは首を振った。どうやら、彼女達とは話をしていないようだ。
「そうか……」
それは 良かったのかもしれない。クラインとは違うが、今回のアイテムが本当に蘇生ア
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